今回は靖国テロ事件を論じたいと思います。

靖国神社(東京都千代田区)で爆発音がして不審物が発見された事件で、建造物侵入容疑で逮捕された韓国人、全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)が9日の再来日の際、爆発物の材料となる火薬のようなものなどを所持していたことが10日、捜査関係者への取材で分かった。「(11月23日の)靖国神社は失敗。もう1回やろうと思った」との趣旨の供述をしていたことも判明。警視庁公安部は爆発物を仕掛けるため再入国した可能性が高いとみて慎重に調べる。
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日本の新聞・テレビは相変わらず「爆発音がして不審物が見つかった事件」と言っています。
もうバカらしくなってきますよね。
多くの人がそれに気付いています。あきれるばかりです。 





この事件は正真正銘、テロ事件です。
爆発物を仕掛けて、実際に小規模な爆発をした。爆発を起こしたから爆発音がしたのですよね?

「爆発音がした事件」って何ですか?
子供騙しもいいかげんにしてもらいたい。「この事件はテロではない」と、騙せると思ったのでしょうか?
大手マスコミはいいかげん上から目線の報道姿勢を改めないと、信頼性が崩れるのではないでしょうか。


テロリストが自由に行動した事実


最大の問題は、犯人が犯行後に韓国に帰国し、もう一度爆発物を仕掛けようと、日本に戻ってきた点です。
これから先、また驚くような事実が明らかになると思いますが、もう十分驚きましたよね。
まず靖国神社を爆破したテロ犯である、この容疑者を韓国に出国させてしまったこと。
日本は欧州と違い、島国です。陸続きの国境はありません。
欧州では、EU域内での移動の自由が「シュンゲン協定」によって保障されていますので、テロリストの入国を防ぎきれない事実があります。   
 
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日本の場合、飛行機か船舶に限られた出入国方法しかありません。
水際対策には絶好の地理なのです。
にも関わらず、簡単に出入国させてしまった事実は無視できません。ただの観光客として入国する目的で、拘束することは難しいですが、日本でテロ事件を起こしたあとに出国を許してしまった当局のミスは大きいと思います。


韓国はなにをしていたのか?


そして最大の疑問は韓国当局です。
日本でテロを起こした犯人を易々と入国させ、さらに容疑者は爆発物をもう一度持参しているのです。それなのに韓国から出国させた。

ありえません。全く理解ができません。
マスコミは問題提起しませんが、韓国政府は絶対にこの容疑者の足取りを把握していたはずです。
通常であれば韓国に帰ってきた時点で逮捕する事案です。

なぜ逮捕されなかったのか。
日本政府と韓国政府の中で、合意があったのではないでしょうか。

シナリオとしては
・韓国国内で逮捕してしまうと、引き渡し要求などで両政府の対立が煽られてしまう
・日本に再入国させるから、そちらで逮捕してくれ

重要なことは、今回の事件に韓国政府が関わっているかどうか。
実行段階では関わっていないと見る。わざわざ過激派を送り込んで両国の関係を悪化させるメリットは無いのだから。

だとすれば、韓国政府が関与したタイミングは容疑者が韓国に帰ってきたところからでしょう。
引き渡し要求の政治的対立を避けるために、両国が合意したと私は思っています。


国民はマスコミより断然レベルが上

日本の大手マスコミは、この事件を大きく報じることはなく、できるだけ日韓関係に影響がないように、当たり障り無い報道姿勢を貫いているように思えます。

何度も言いますが、この事件は完全にテロ事件です。
テロリストはISのようなイスラム過激派だけではありません。
反日を掲げる過激派も居れば、政権批判が行き過ぎて過激な行動を取る若者も、テロリストの温床です。

巷では、「日本でいつテロが起こるか」という議論がありますが、すでに靖国神社でテロは起きたのです。

そしてこの事実を、国民の大多数が理解しています。
それに気付かず、マスコミは幼稚な子供騙しを続けています。哀れなものです。

欧州ではテロ警戒のレベルがこれまでにないほどまで上がっています。
さらにアメリカ、オーストラリアでも自国民がISの思想に染まってしまい、犯行を起こしました。

日本にも、テロを企てようとしている人物がいることは、先日の河野国家公安委員長の発言からわかります。

河野氏は、過激派組織「イスラム国」について「国内で連絡を取っていると公言している人物もいるし、現に関連があると思われる人物も確認している」と指摘。その上で「ホームグロウン(自国育ち)テロにつながらないようにする」と述べ、取り締まりの徹底を強調した。

日本の場合、テロの動機はISの思想に感化されることだけではなく
・反日の過激派
・安倍政権に批判的な共産系
・共産系に感化された若い世代
・沖縄基地問題に関わる過激派

実は様々な要素が絡んでいることをここで提起したいと思います。
イスラム過激派だけがテロリストではないということを、覚えておきましょう。
本日は以上です。


TERU

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