日を増すごとに被害と負傷者、死者が増え続ける現状の熊本大震災ですが、さすがにこのタイミングで国際情勢やテロ関連の分析記事を載せることは、あまりにも場違いであり、道徳的に間違っていると言わざるを得ないので、今後、数日は控えていこうと考えています。


当初、震度7の地震があったときは(とはいえ、その後の地震のほうがマグニチュードの規模は大きかったが)倒壊や犠牲者の数も限られていましたが、今回の地震は余震が非常に多く、今朝(4月18日)、ついに余震の数が500回を越えてしまいました。
(後に政府は後の地震を本震とする見解を発表)


本震で弱った基礎や、建物の構造が、余震により倒壊される事態が増えてきています。
当初は避難しなくても大丈夫だと思っていた方々も余震の数の多さ、さらに週末の雨で土砂災害の恐れもあり、避難を余儀なくされている現状です。


避難している被災者の数は20万人を越えました。死者も、行方不明者も増え続けて、今後の被害も増えていくと予想されます。


間違いなく、日本の安全を脅かす危機的事態です。日本は地震大国で定期的に大きな地震がやってきますが、それに慣れることと、油断することは大きな違いがあります。


「また地震か。」と油断していた我々はどこかで「自分は大丈夫だろう」と思っているかも知れません。


今回の大震災は、改めて地震と自然災害の恐ろしさを痛感させられました。東日本大震災で嫌というほと味わった苦痛を、思い出させる結果になりました。
恐らく、日本に住む者として今後一生付き合っていかなければならないことでしょう。
万が一の対策を各個人、各家庭で備えておく必要があります。


そして被災者の皆さま。
余震が続き不安な毎日を過ごされていると思います。
平穏な日常が突然奪われたショックは計り知れないものがあると思います。
気持ちをお察しすれば、なんともやりきれない気持ちになります。


しかし、被災地域の捜索、避難されている方々の支援のために多くの人が動いていることを決して忘れないでほしいと思います。


偉そうなことを言って申し訳ありません。
ただ、多くの国民、自衛隊などの方々が、皆さんに手をさしのべています。
今は、我慢のしどころかと思います。

image


image



必ず、また光は当たります。
一人ではありません。
日本人はそのようなことで負けません。
何度も危機を乗り越えてきました。
頑張ろう、などおこがましくて、とても言えませんが、とにかく今は毎日を無事で過ごすことに全力で向き合いましょう。


少なくとも、安倍政権は東日本大震災当時の民主党とは違い、被災者の支援に全力投球で臨むでしょう。


希望を失わず、今は生きることだけを考えてください。
日本人全員がそう願っています。


Mitsuteru.O
このエントリーをはてなブックマークに追加