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~この記事の要点~

・日本人のテロへの向き合い方
・日本が攻撃にあう可能性
・CIAの新たな試み
・オバマ大統領の発言


ここのところ中東情勢やテロ関連の記事ばかり投稿するようになりましたが、自分でもそれは致し方ないと思っています。
伊勢志摩サミットを控え、日本国内の至るところでテロ警戒を実施しています。


▼テロ警戒を実施する当局(東京新聞)
警戒 東京新聞

ただそれは本当に真の意味でテロ警戒と言えるのでしょうか。
過激派組織がどういうもので、どのような思想・目的を持っていて、何を標的にしているのか、国民の皆さんは理解できているのでしょうか。
それは国内メディアにおいて本当に必要な情報を(情報というか呼びかけ?)伝えているのでしょうか。


実際に起きていると思えない日本人


世界のあらゆるところ、特に中東で繰り広げられる戦争、紛争について、一応は国内メディアも報じていることがわかります。
ただ、「国際ニュース」といえども、何のためにこんなニュースが必要なのか?と思う人たちがほとんどではないでしょうか?
実際にその通りだとは思います。普段の生活の中で、国際情勢の知識が役に立つことは少ないでしょう。正直に申し上げて、知っていて得になることはあまりないのかもしれません。


これが国際舞台で活躍するビジネスマンでしたら、当然知識が必要になります。
そのような情報を新聞・テレビ・ネットなどで、収集して、仕事に活かすのでしょう。
では少し見方を変えてみましょう。


実際に日本が国際情勢の動きに左右されるとき。
例えば、原油市場の騰落でガソリンの値段が変わる。為替相場の影響で日用品や食品の値段が変わる。国際情勢の悪化で旅行先を考慮せざるえない。
意外と様々な場面で国際情勢に左右される面が多くあります。


今、まさに左右されるものでいえば、「テロ」です。
テレビを見ていて、街を歩いていてすでにお分かりかと思いますが、テロ警戒で街は一色に染まっています。
特に空港、交通機関、大型商業施設などではそれが当たり前になっています。


ではなぜテロ警戒なのか?若者はそんな疑問を抱いたことはあるのでしょうか?
これは私の心からの疑問なのですが、テロ攻撃を受ける恐れがあることを若者は理解しているのでしょうか?


このグローバル社会において、日本がテロの標的にされている根本的な理由を知る必要があります。
テロが発生している主な地域の情勢、ならびにテロ組織が活動している情勢を知ることで、日本が攻撃を受けるリスクがどれくらいあるのか知ることができます。
実際に起こっている戦争や紛争を、まるで映画やドラマの世界で起こっているように思っている人が多いように思えます。
それはとんでもない話で、実際に現実で起こっているものです。それが私たちの日常を脅かすものであると認識しなければなりません。


数あるテロ組織のなかで、日本を攻撃する恐れがある組織はISとアルカイダです。
しかしこれはイスラム教過激派に限定されたもの。
日本が抱えるリスクとしては、この他に北朝鮮の工作員(テロ要員として)、韓国人(反日思想の持ち主)、東南アジアのイスラム過激派が挙げられます。


▼靖国テロ事件発生で警戒する警視庁(産経新聞)
靖国 産経

実際に昨年、11月23日に靖国神社にて爆破テロ事件が起きました。これは韓国人の犯行です。

マスコミは「爆発音」「ゲリラ事件」と表現を濁して報じましが、立派なテロ事件です。
このように日本の場合、イスラム過激派のみならず、様々な視点でのテロ対策が必要になります。


国際的なテロへの関心の高まり


興味深いニュースがありましたのでここで紹介します。
米・CIAはアルカイダのトップ、ビンラディン氏の殺害から5年経ったことから、ビンラディン氏殺害の特殊作戦の様子をツイッターにて公開したのです。
ハッシュタグは「#UBLRaid」で、以下のような内容になっています。


▼世界中で報じられたビンラディン殺害特殊作戦を見守る米首脳陣(AFP)
CIA  AFP

午後1時51分 EDT(米東部夏時間)
複数のヘリコプターがアフガニスタンを出発。アボタバードの屋敷に向かう。

午後3時30分 EDT
ヘリコプター2機がパキスタン・アボタバードの屋敷を襲撃。1機が墜落するも急襲作戦は遅滞なく続行され、けが人もなし。

午後3時39分 EDT
3階でウサマ・ビンラディンを発見し殺害。


このようなCIAの試みを、どう捕らえたら良いのか判断しづらいのですが、テロリストが我々の敵だということを広く認知させたいのでしょう。
申し訳ないのですが、日本と世界(特に欧米)のテロへの関心と警戒度は雲泥の差があります。
CNNなど、毎日テロ関連の議論を行っています。日本で国際情勢に特化した番組はNHKの「国際報道」でしか見たことがありません。


欧米の国民は、パリやブリュッセルでテロが起こった衝撃で計り知れないショックと怒りを感じたはずです。
テロの脅威が実際に顔を出したことへの怒りは相当なものでしょう。
それと同じ怒りを私たち日本人は感じたでしょうか?
私は決してテロへの不安を煽っているつもりはありません。心構えだけは絶対に必要だと言いたいのです。


オバマ大統領はビンラディン殺害から5年経ち、CNNのインタビューに応じ、以下のように発言しています。


・戦略的な重要性だけでなく、アメリカに危害を加えたら裁きが下るというメッセージになった
・過激派のイデオロギーは消えていない
・ビンラディンの作戦の時のような特殊部隊投入や、秘密情報の集積が脅威に対処する手段となるだろう


このような発言が日本の政治家、マスコミから出てこないことを残念に思います。
それらをなくして、なにが「テロ警戒」なのでしょうか。
日本政府がテロ組織にどう立ち向かうのかわからないまま、真にテロ警戒と言えるのか。
そんな形だけの、うわべだけのテロ警戒はいりません。


Mitsuteru.O


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