世界的なテロ警戒のなかで許されない行為

爆破予告


 20日夜、東京の中央大学を爆破するという書き込みが大学のホームページに見つかり、休講などの措置を取り、警視庁は威力業務妨害の疑いで捜査しているということです。



  これが単なるイタズラなのか、はたまた無差別に一般市民を狙ったテロなのか真相はわかりませんが、あまりにも短絡的な行動といっていいでしょう。
爆発物は見つかっていないということですので、イタズラ目的だったという観測が強まっています。


世界がどのような状況か理解していない証拠


 世界は今、国際テロとの戦いの真っ只中です。シリア・イラクでは世界各国の連合軍がテロリスト掃討を目指し、空爆や地上部隊を展開して、テロリストへの攻撃を強めています。
また、欧州やアメリカでは最高レベルのテロ警戒を実施し、自国でテロが起きないように当局による捜査や警戒が日常の光景になっているのです。


 今回の爆破予告を見る限り、おそらくイタズラ目的であることはほぼ間違いないでしょう。
本物のテロリストである場合、爆破予告など行ないません。無差別に予告なく犯行を行い、犯行後に犯行声明を出すのがテロリストの常套手段です。
あえて言えば、今回の犯人は世の中のことを何も知らないと言っても過言ではないでしょう。


 もし、犯人が今も暗い部屋の中で、今回の犯行に関する情報をネットで集めて、このブログ記事を読んでいたのなら自分の愚かさに気付くでしょう。
世の中に何かの不満がある場合、それを変えていくのは自分自身です。誰も助けてはくれません。
それを爆破予告や無差別に他人を傷つけることで発散することは許せません。


 恐らく社会的不満を抱え、やることがなく暇だったのでしょう。イスラム過激思想や反日勢力の犯行ではなさそうです。
彼らは爆破予告などのような半端なことはしません。今の時代にこのようなふざけた犯行をすることは、相当な重罪です。世界は(日本も含めて)国際テロと戦っている最中だというのに。


ユーロポールが単独型テロ増加に警鐘


 爆破予告のような幼稚で短絡的な犯行に付き合っていることに、私自身、憤りと恥ずかしさを感じますが、時代が時代です。
爆破予告のあとに過激思想を身につける、または植えつけられる恐れも十分にあります。この犯人は逮捕後、一生公安当局のマークの対象になるでしょう。やむを得ません。

 
 それに関連して興味深いニュースがあるので紹介します。欧州警察機構(ユーロポール)が年次報告書を発表しました。


・ISが好む戦略として、単独型のテロが増加していることに懸念
・ISはイスラム教徒に対して単独型テロを行なうように呼びかけている
・欧州からシリア・イラクに戦闘員として渡航した者は5000人を超え、多くが母国に帰国している
・女性の戦闘員も増加している

ユーロポール


 単独型テロ。いわゆるローンウルフ型テロの増加に警鐘を鳴らし、警戒すべきとの報告がなされています。
日本はまさにこのテロ攻撃に警戒すべきであり、日本の場合これまでに何度も言っているように、イスラム過激派以外の犯行の可能性が考えられます。





 それは外国人ではなく、今回の爆破予告を行なったような幼稚な考えの下に、日本人がテロを行なう可能性が十分にあるということです。
「日本人がテロをするなんて」そんな甘いことを言っている時代ではありません。国際社会を俯瞰して下さい。テロは現代で最も驚異的で悪い意味でのトレンドになってしまっているのです。


 今後の捜査で恐らく犯人は逮捕されるでしょう。犯行の動機ををしっかりマスコミは伝えるべきです。
それも正しく、公平に。国民に真実を伝えるべく、今回の爆破予告事件を徹底解明することを警察当局とマスコミに求めます。


Mitsuteru.O


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