パククネ

韓国が大混乱に陥っている。朴槿恵大統領が知人に政治的に重要な情報を漏らしたことについて、もはや朴槿恵政権はレームダック化していると言っても過言ではない。当初は来年の任期まで持ちこたえるという観測で持ちきりだったが、退陣はまぬがれない情勢である。この状況に陥ってしまっては仕方ないことだろう。いくら大統領とはいえ、今回の問題は度を越している。早急に辞任し、国際社会への影響を最小限に留めるようにしてほしい。

私は朴槿恵大統領の批判はこれくらいにしておきたいと思う。いくら日本の隣国でありアジアの民主国家のパートナーであろうとも、異国の政治的問題やスキャンダルには過度に介入しない。そう決めている。日本に直接的に影響のある事態なら批判されてしかるべきだが、一国の政治的問題が自国の名誉を傷つけることなど、そう滅多にない。政権が変わったり、外交方針が大きく変わる事案については日本にも大きな影響が出る。しかし今回のような政治スキャンダルを不必要に日本メディアが過熱し、センセーショナルな報道を行う必要はない。

日本は靖国問題について中国や韓国に対して「内政干渉をするな」と主張している。靖国に関しては日本メディアが必要以上に問題視しており、閣僚や首相が参拝に行くことすら許さない雰囲気を作っている。それに騙された多くの世論が靖国参拝に後ろ向きであり、戦後70年を過ぎた今でも、”戦後レジーム”を打破することができていない。これは明らかに”国内問題”であり、他国に「A級戦犯が祭られているのに参拝するなど許されない」と言われる筋合いはない。

では今回の朴槿恵スキャンダルはどうだろうか。韓国世論からすれば「韓国で起きたことなのだから、他国は放っておいてほしい」と思っているだろう。私はこれに大賛成である。確かに日本の隣国で、大統領のスキャンダルが起こったことは大きなニュースであるし、政権が崩壊して日本に対する政策変更を余儀される事案でもあるため、関心は持たなくてはならないが、過度に批判を大きく報じたり、余計に韓国の心配をする必要は無い。靖国のことで私達が他国に言われることに嫌悪感を抱くことと同じように、韓国国民も他国にはあまり触れられたくないだろう。

日韓首脳
 
そうでなくとも、朴槿恵政権下の韓国は日本との関係をどうしたいのか、わからなかった。安倍首相との会談も握手の写真では気前良く笑顔で写っているが、実際に日韓関係が前進したトピックスといえば慰安婦問題が実質解決したことだろう。しかし日本は多額の援助金を搬出することで妥協することを強いられ、また韓国国内では日本大使館前の慰安婦像の撤去も進まず、朴槿恵政権で日韓関係が前進したとは考えづらい。

とにかく今は韓国当局が朴槿恵大統領自身への捜査が行われるかどうかが焦点になりそうだが、日本メディアならびに我々国民は過度な干渉はやめて、静かに行方を見守ることに徹するべきだろう。今後の捜査次第では朴槿恵大統領の退陣が決まるかも知れないので、時期政権と大統領候補が決まり次第、韓国についての議論を始めたほうが賢明だろう。


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