トランプ政権発足後、急速に米国とイランの関係が悪化しています。ご存知の通り7カ国の入国禁止令で反発したイランは弾道ミサイル実験を行い、今回は軍事演習も実施しました。

iran

Parstodayによれば、革命防衛隊のセパーフニュースからの情報で、5日間の予備演習の後、4日土曜、革命防衛隊航空宇部隊による演習の本番が開始したとのこと。この演習の中では、国内で製造された各種のレーダー・ミサイルシステム、電子戦争管理・指令部などが任務を果たしている。

敵国に向けたものだとして、ハッキリと対米強硬を貫いています。このような姿勢を見せられたトランプ氏も黙っているわけがなく、今後も緊張状態が続いていくと考えられます。

危惧するのは相変わらず、日本メディアの反応が鈍いこと。思いのほか、米・イラン関係は悪化しています。軍事衝突もありえるのではないかと思います。以前にも書きましたが、ホルムズ海峡での偶発的な衝突のリスクは非常に高まっていると思います。そうなれば日本のエネルギー調達に響きますから、他人事ではないのです。

(大阪発・Mitsuteru.O)
note「SPECIAL WEEK」https://note.mu/japanintheworld 
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