【クアラルンプール、ソウル共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄で、マレーシアで死亡したとされる金正男氏(45)について、ロイター通信は15日、米政府当局者が北朝鮮の工作員によって殺害されたとみていると報じた。マレーシア紙スター(電子版)によると、北朝鮮大使館側は遺体の引き渡しを要求しているが、マレーシア当局は検視など死因の調査を続ける。

https://this.kiji.is/204334924720244213?c=39546741839462401

金正男

北朝鮮の女性工作員による暗殺。金正恩氏が指示したのはまず間違いないが、朝鮮の歴史を振り返ってみると権力掌握のために暗殺をするのはごく自然な流れとも言える。とはいえ、この時代にもなって未だにそのような手法を取っている国があるのかと驚かされます。それはロシアも同じだが。

今回の暗殺事件は、金正日氏の生誕75年に合わせたパフォーマンスであることは承知の上である。日米首脳会談の際のミサイル発射も然り、国際社会に北朝鮮の存在感を誇示したいつもりだろう。結局、ミサイルも暗殺も、国際社会に与える影響は少ないと見る。今後より、強硬な手段に出るとは考えづらい。


Mitsuteru.O 

 

 
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