「火星17」は米本土到達、次の目標は日本列島を超えて太平洋が目標か

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 北朝鮮が発射したと発表した新型ICBM「火星17」は片側11輪の巨大な移動式発射台に搭載され、世界で最も全長が長いとされる。米本土全域を収める射程に加え、複数の核弾頭を搭載することで脅威を増した。


 火星17は22~24メートルとみられる全長は米国の「ミニットマン3」や中国の「東風(DF)41」など、各国のICBMを上回る。通常の角度で発射されれば飛距離は1万5000キロに達し、米本土のほか、アフリカやオセアニアなど主要大陸を射程に収める。


 次は技術的な検証も含めて、日本列島を超えて太平洋に撃ち込むと予測される。4月末か。


 とんでもない脅威である。



ロシア政権内部でクーデター画策?プーチン失脚はこれしかない

 今月23日、アナトリー・チュバイス大統領特別代表(国際機関との調整担当)がウクライナ侵攻に反対して辞職し、出国したことが明らかになった。


 チュバイス氏はソ連崩壊後の1990年代にエリツィン政権の大統領府長官や第1副首相を務め、プーチン氏の側近ではないが、侵攻後に政権を離れた初の要人として注目された。


 英紙ザ・タイムズは23日、FSBが「クーデターを起こすリスクが日増しに強まっている」とする内部告発情報を報じた。FSB幹部が、米欧による厳しい経済制裁の直撃を受けたことに不満を募らせているのが理由だとしている。


 政府系調査機関によると、ウクライナ侵攻を支持する人の割合は約7割という。しかし侵攻はプーチン氏の政権基盤を揺さぶり始め、政権の今後について「崩壊するかどうかではなく、いつ崩壊するかの問題だ」(ロシアの歴史学者アンドレイ・ズボフ氏)との指摘さえ聞かれるようになった。


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