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虐待通報189番が運用改善 勇気を出して通報を

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昨今、虐待に関するニュースが後を絶ちません。自分の子供に対して暴力や性的虐待をすることなど、考えられない行為ですが、世の中には今この瞬間も苦しんでいる子供達が存在します。

虐待・子供

そのためのホットラインが虐待通報の189番なのですが、これまでは携帯電話からの接続に時間がかかってしまい、不便なために敬遠されてきました。その課題を解決するために今回、厚生労働省は3億7000万円を投じて改善を行うようです。新年度予算での計上を見込むため、システム完成にはまだ時間がかかりますが、子供達を救う手段として必ず実行してほしいと思います。

普通の親からすれば虐待など考えられない行為です。自分の愛すべき子供を自らの手で苦しめることなど絶対にできない行為。しつけの一環だと弁解する親も存在します。しかし、しつけに暴力を使うとういうことは、親自身の子育て手法に問題があるということです。

殴って、蹴って、精神的に苦しめないと、子供が言うことを聞かないということなのでしょう。それは親自身の責任なのです。愛情を持って育てていれば、子供に暴力を振るう必要なありません。自分自身、一人の娘がおりますが、暴力などありえません。きつい言葉をもって怒るときもあるが、憎くてそのようなことを言うことは一切ありません。

虐待

このブログの性質上、虐待を受けている子供達がこの記事を見ることはないかもしれませんが、もし読者の周りで虐待を受けている疑いがある子供達がいるとすれば、189番の存在を教えてあげてほしい。虐待のニュースが頻繁にトップニュースになるくらい、日本人の心が壊れかけていることを多くの人たちに気付いてもらいたい。

(大阪発・Mitsuteru.O)
note:https://note.mu/japanintheworld 

ナチスの衣装がニュースに 欧米諸国の属国から抜け出せない日本メディア

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ハロウィンの話題で今年も日本は盛り上がったが、これを取り上げて何の意味があるのか、というニュースが流れていた。欅坂46がナチス・ドイツ制服を着たことで、ユダヤ人団体がこれに抗議。謝罪を求めているという。こんなことが日本の多くのメディアで取り上げられ、話題になること自体が悲しい。日本の言論レベルは本当に低いと改めて実感させられた。このブログで取り上げられることも、同じレベルなのではないかと思われるかもしれないが、勘違いしている人たちが多いので、日本が本来議論すべきことは他にもあることをここでバカ真面目に発信したいと思う。

欅坂
 

この問題の本質は一体何なのか。ドイツ・ナチスが第二次世界大戦で何をしたか、彼女らが理解していたのか?ということである。また、運営側の周りの大人も認識していたか?ということである。例えばこれが政治的な何かの要素をはらんだ内容の演劇や、ステージなら批判される余地があるが、ハロウィンのイベントでただ単に何の制服かも知らずに着た衣装がカッコ良かっただけに過ぎず、彼らがナチスの衣装だとわかってセッティングしたわけではないだろう。

大体批判する人たちもナチスの本性を知らないのではないだろうか?そもそも我々日本人は西側諸国の思想的侵略に簡単に染まり、欧米文化や欧米思想に感化された属国のようなものである。ユダヤ人が抗議することがすべて正しいのだろうか?そうでなければ、ユダヤ人(イスラエル)がパレスチナ(イスラム系)へ入植したり、弾圧することへの反論を我々はしなければならないのではないだろうか?それもせず、ただ「ナチスの格好は不謹慎だ」と批判に乗っかるのは本当に卑怯である。

物事の本質を知ることは本当に重要で、ニュースの裏側を知る努力が我々には必要だ。ただ西側諸国の言論に賛同する日本の空気は、将来の日本にとって悪でしかない。今でも手遅れの状況なのだ。これ以上傷口を広げるわけにはいかない。安全保障や外交においても欧米からの脱皮をするのはもちろん、言論においても欧米の意見が全面的に正しいという風潮はもう捨てるべきである。米大統領選の低レベルな議論や、EU統合の失敗、難民問題など、問題を作り出しているのはどこの誰だろうか?中東の内戦をかき乱しているのはどこの誰だろうか?逆にISや過激派への攻撃を効果的に行っているのは誰だろうか?

欧米文化、西側諸国の思想が全面的に正しいとする世の中の雰囲気が、このようなどうでも良いニュースを生み出したのだ。その西側諸国に苦しめられている中東やイスラム国家の人たちはどうなるのだろうか。日本人はいいかげんに目を覚まして、メディアの幼稚な報道に騙されないことを覚えるべきだろう。


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宇都宮自爆テロ 日本社会が抱える格差、不満が新たなテロの理由に

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栃木県・宇都宮市で10月23日、爆発が3ヶ所同時に起こり日本社会に新たな波紋が広がっている。

宇都宮3

宇都宮爆破 トップ

事件は宇都宮市内で30分の間に、住宅や駐車場、公園の3か所で相次いで爆発が起き、元自衛官の栗原敏勝容疑者(72)が死亡したほか、近くにいた男性3人が巻き込まれ重軽傷を負った。栗原容疑者は、公園内での爆発で死亡し、遺体からは遺書が見つかっていて、警察は、栗原容疑者が2件の爆発を起こしたあと、公園で爆発物を使って自殺したとみている。

学ばないメディア またも爆発音と報道

この事件が起きた当初、大多数のマスコミ・テレビ局は靖国爆破事件と同様に「爆発音」と報じている。
爆発音がしたということはすでに何らかの理由で爆発が起きており、これを爆発音と誤魔化すメディアの操作には大きな違和感が感じる。

犯人の動機は

宇都宮2


事件を起こし、自爆をした容疑者は元自衛官の男性。
自衛隊時代に問題があったり過激思想があったわけではなさそうだ。
遺書に、「命を絶って償います」と書いており、家庭内の悩みと共にこんな文言を記していたことがわかっている。自ら開設したとみられるブログや動画投稿サイトには妻との不仲がつづられ、離婚を巡る訴訟などへの不満が何度も記されていた。「自暴自棄」などとの記述もある。

個人的なストレス、社会への不満がこうした事件に結びつくことが度々あるが、ここまで過激な事件を起こすことは稀である。殺人事件や通り魔事件も恐怖ではあるが、多くの人間を一瞬にして傷つけてしまう爆破テロは日本社会で新たな脅威となる。






テロはイスラム過激派だけではない証拠


何度もこのブログで懸念を伝えてきたが、「テロ」はイスラム過激派だけがするものではない。
社会への不満、個人的ストレス、家庭内での出来事などの理由で、今後も「爆破テロ」が起こる可能性は十分にある。
そうした手法を用いることは、中東などで起こるテロなどのニュースに触発される背景もあるだろう。懸念されることは”過激思想のテロよりも摘発が難しい”ことである。

いわゆるローンウルフ、ホームグロウンのカテゴリーになるのだが、過激思想が無いということは警察当局による内偵も難しく、事件発生後の対処しかできなくなる。
もし、宇都宮で起きたこの事件が東京などの大都市のターミナル駅で起きればどうなっていただろうか。

社会への不満がテロへとつながる時代に


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「日本でテロが起こるはずがない」多くの人がそう思っているが、それはイスラム過激派や政治的な犯行での意味だろう。
今回のような社会的不満や個人的ストレスによる爆弾テロは日本が抱える新たな問題になるだろう。解決策はそう簡単には見出せない。普通の日本人による、日常の中に完全に溶け込んでいる人間が起こすのだから。


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土人、シナ人発言で気付いたことがありませんか?

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沖縄県の米軍北部訓練場のヘリパッド移設工事現場に派遣された大阪府警の警察官が「土人」などと差別的な発言をした問題で、沖縄県翁長知事は抗議の声明を発表し、各方面で様々な波紋が広がっている。

ヘリパッド抗議
 

警察官の発言は褒められたものではないし、言葉が悪かったと私も思う。警察官としての自覚というか道徳精神をもっと持つべきだったと思う。心の中で思っているのは良いが、機動隊員の警察官がなりふり構わず言葉に出すのは違うと思う。

しかしながらこれは日本だけの問題だろう。外国の警察官は暴動や暴力的なデモ隊に向かって平気で発砲するし、罵声も飛ばす。それらは反政府団体が多いことから、警察官は治安を守るために行うものだが、今回のデモ行為も相当危険だったという。平和的なデモではなく、「人間の盾」を使うような危険な”暴動”であったという見方が強い。

また、「土人」「シナ人」と発言したようだが、「土人」は別として、「シナ人」と発言したことは何を意味するものなのか。沖縄は「琉球」じゃないの?と多くの国民は疑問を持たなくてはならない。「シナ」とは中国のことで、なぜ沖縄と中国が関係あるのか。それを考えてもらいたい。これを発端に翁長知事と中国共産党の関係が明らかになることを期待する。ここでは言及しないが過去の記事を参考にしてもらいたい。

参考記事:「沖縄ヘリパッド建設反対運動 誰のための行動なのか」http://japan-in-the-world.blog.jp/tag/%E6%B2%96%E7%B8%84%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E5%95%8F%E9%A1%8C

早速、朝日・毎日といった「リベラルメディア」は記事や社説でこの発言を大きく取り上げている。

市民とやりあう現場で若い隊員が口にした言葉だけが問題なのではない。背景には、根深い沖縄への差別意識とそれを生んだ日本社会の構造があり、その一端があらわになったと見るべきだ。

「強い憤りを感じる」と語った沖縄県の翁長雄志知事の著書に、こんな場面がある。
 翁長氏が那覇市長だった2013年、沖縄の全市町村の代表らが東京・銀座でオスプレイ配備反対のデモ行進をしたとき、「売国奴」「琉球人は日本から出ていけ」「中国のスパイ」などの暴言を浴びたという。


わざわざ翁長知事の著書の話まで出す凝りようである。なぜ「中国のスパイ」と言われたのか?真実を知らない人は疑問に思うべきである。

沖縄への差別意識?それを声高に発信しているのは朝日ではないのか?すでに多くの日本人は若者を中心に沖縄への差別意識など持っていない。同じ日本人として、日本を代表する観光名所として最大の敬意を払い、沖縄の人たちの温かな人間性に好感を持っている。「差別意識」を持っているのは朝日である。そして「沖縄独立」を企んでいるのは、中国の言いなりになっている翁長知事だ。

毎日はどうだろうか。

沖縄の切実な訴えを「反政府」とみなすような感覚。そうした沖縄に対する無理解を翁長知事らは「構造的差別」と呼んでいる。機動隊員の発言もそうした構造を背景にしたものではないか。

さらに今回の発言からは、特定の民族や人種への偏見に基づくヘイトスピーチにも通じる意識が感じられる。若い世代にそうした意識が広がっていないか心配だ。


沖縄を「反政府」?沖縄県民に失礼ではないか?こうして煽る報道をするのが左翼メディアの実態である。冷静に俯瞰して事実を報じていない。

ヘリパッド建設阻止のためなら、暴力行為や暴言、人間の盾を使い関係する車を通させない事実を報じないで、政府側の行動だけ取り上げて「問題だ」と言いつづける。偏向報道の際たる例である。私達は決して騙されてはいけない。翁長知事と反日メディアの策略に屈してはならないのだ。
 



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【プロ野球】160キロ台連発の大谷の終着点は?

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プロ野球、パ・リーグのクライマックスシリーズのファイナルステージ第5戦で、DH出場だった大谷翔平が9回のマウンドへ登板した。最速165キロというとてつもない投球を披露し、日本ハムを4年ぶりの日本シリーズへ導いた。

大谷
 

大谷は投手として160キロを当たり前のように連発し、打者としても申し分ない成績を残し、ついに「二刀流の完成形」を示したのではないかと思う。このまま大谷はどこまで突き進んでいくのだろうか。

当初、二刀流としてプロで通用するのかどうか疑問の声が上がった時期もあったが、大谷は見事に乗り越えた。栗山監督の起用に見事に応えてみせ、目に見える結果として批判の声を見事にシャットアウトした。

最近の大谷のプレーを見ていると、心から野球を楽しんでいるのがわかる。昨年まではどこか難しそうに野球をしていたし、「悩んでいるのだろうなぁ」感じる部分があった。しかし今季はマウンド上でも笑顔を見せ、打席でも楽しそうに見える。

二刀流として結果を出さなくてはいけないプレッシャーの中、楽しんで野球をするなど相当な精神力の持ち主である。私などは休日に草野球をしているが、マウンド上ではものすごく緊張している‥‥。プロの世界で結果が求められるなかで楽しむなど、とんでもないことである。

この先、大谷翔平はどこまで突き進むのだろうか。メジャーへ行くのは確実だろうが、日本でずっと見ていたいものだ。ヤンキース・レッドソックス・ドジャース・カブス・レンジャース...メジャーの強豪に加入してワールドシリーズの舞台で二刀流も見てみたい気持ちもある。大谷が「自分の体が二つあればいいのに」ともしも思っているのなら、それは私たち野球ファンも同じである。大谷のプレイを日本でもメジャーでも見てみたいのだから。


(NOW! TIMESのコラムとして掲載しています)
今、世界で起こっていること。みんなで考える。
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【国内音楽】ロックシーンを席巻するONE OK ROCKの実力  もはや知らないことは恥ずかしいほどの領域に

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日本のロック界も、いや音楽界もついにこのレベルに達したかと思わせられるロックバンドが存在する。「ONE OK ROCK」(ワンオクロック)だ。通称ワンオクと言われる彼らは今や世界中でライブを敢行し、数万人規模のオーディエンスを集める日本を代表するバンドである。今年9月には静岡県浜松市の渚園で、2日間で約10万人以上もの観客を集め、各方面で話題になった。

ワンオク
 
▼渚園でのライブの模様 当然ながらファンも熱狂的だ
渚園
 
 
今や10代20代の若者を中心に、長年のロックファンや年配の方にも幅広く人気を獲得している。そのワンオクの最大の魅力は何と言ってもボーカルTakaの歌声と楽曲センスだ。ワンオクの楽曲のほとんどをTakaが手掛け、ロック調をベースにした重厚なサウンドと力強くも伸びやかな歌声が見事にマッチしており、聴く者の心を揺さぶるパワーを兼ね備えている。一見激しいロック基調の楽曲であっても、自然と耳に残るキャッチャーな部分も備えており、「クセ」になる中毒者が続出中だ。

ボーカルのTakaは元ジャニーズのアイドルだった。NEWSの初期メンバーとしてデビューしたが、その後脱退し、ロックバンドの道へと進む。元アイドルという響きは決して気持ちのいいものではない。元ジャニーズというだけで、嫌気が差す人もいるだろう。さらにTakaの場合、演歌歌手である森進一と森昌子の息子である。この経歴だけを見ると「才能があるのは当然で、容易い道だったんだろう」と思われるのかも知れないが、決してそんなことはない。

▼大観客の前で熱唱するTaka
Taka
 

才能があるのは楽曲センスや歌唱力を体感すれば納得できる。間違いなく両親のDNAを受け継いでいる。ただしワンオクの今の人気を獲得するまでは順風満帆ではなかった。Takaはジャニーズ脱退後、一切のコネも使わず、ゼロからの人生のスタートだった。メンバーの脱退も経験し、苦い想いもしてきた。そこにはジャニーズを脱退して様々な批判や誹謗中傷が多くささやかれたことを反骨心に、「必ず成功してみせる」という信念があったのだろう。そのようなハングリー精神が無ければ、ここまでのバンドに成長しなかっただろう。

実際にTakaの詞にはそういった想いが垣間見える。
「過去の自分が今僕の土台となる」(キミシダイ列車)
「何かを築きそして変えて超えて、奇跡という名の必然を繰り返して、上へ」(Deeper Deeper)
「それでも人が「夢は夢」だと言うなら、まずは俺らが先人切って、笑い飛ばしてやる」(夢夢)
これらはほんのごく一部だが、Takaの作詞センスは素晴らしい。今ではほとんどの歌詞が英語だが、訳してみても意味の深い、考えさせられる歌詞が多いのでぜひ聴いてもらいたい。

Takaが元ジャニーズだったことで、様々な憶測が流れている。ワンオクは全くテレビに出演しないが、それはジャニーズ事務所がワンオクのテレビ出演を妨害しているとの噂だ。しかし最近のワンオクの異常なまでの人気に、ついにジャニーズがTakaにお許しを与える、との情報が飛び交った。だがひとつ言わせてもらいたい。ワンオクはジャニーズがどうのこうのという低レベルな争いに参加しないということだ。ジャニーズとワンオクを同じ土俵で論じてほしくない。

ハッキリ言わせてもらうと、ワンオクはすでに日本の他のアーティストとは違う次元をいっている。一つも二つも上のステージで活動をしているのだ。それをジャニーズの力学と同列に論じることはナンセンスである。ジャニーズの力でテレビが出られない?とんでもない!日本のテレビに出なくても簡単に10万人以上の観客を集めることができるのだ。わざわざテレビなど出なくてもいいのである。ジャニーズがワンオクのテレビ出演を止めるなどという低レベルな論理に騙されるワンオクファンはいないだろう。音楽への向き合い方が違うのだから。

それほどワンオクの音楽センスは突出している。日本代表として世界で大いに活躍してもらいたい。今年の6月にはドイツで行われた欧州を代表するロックフェス「Rock am Ring 2016」にも出演した。のべ10万人を動員するモンスターフェスである。過去にはリンキンパーク、グリーンデイ、メタリカ、コールドプレイ、アイアンメイデンなどが出演したフェスで、ワンオクは今年、レッドホットチリペッパーズやブラックサバスと共演を果たした。とてつもないことである。日本のバンドもついにここまできたか、という想いである。これだけ見ても、もはや日本国内の他のアーティストとは比べようのない実力である。ましてやジャニーズの影響など、皆無である。

これからワンオクは世界で活躍する日本のバンドとして快進撃を続けるだろう。年明けには日本でのアリーナツアーがすでに発表されている。この人気でアリーナ規模をやってしまうと熾烈なチケット争奪戦は必至だが、貴重なステージになるだろう。そしてまもなく新アルバムの発表も行われる見込みなので、これを機にまだワンオクの楽曲を聴いていない方は、絶対に聴いたほうがいい。これも今の日本を知るひとつの手法である。


(古川 光輝)
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【コラム】ボブディランがノーベル文学賞受賞

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今年のノーベル文学賞は歌手のボブディラン氏が選ばれた。歌手がノーベル文学賞に選ばれたことはすごいことだな、と素直に思う。歌詞が文学的な影響を持つということは、考えもしなかったし、多くの現役アーティストに希望を与えるのではないだろうか。

ボブディラン
 

日本の音楽業界では、平和や反戦をテーマに歌うことは、アーティストとしてタブーな要素であるかのような雰囲気がある。もちろん反戦をテーマにした楽曲はたくさんあるが、少ないと思う。

もちろんアーティスト自らが自分のメッセージをリスナーに届けたいという思いで歌詞を書くのであり、あらゆる賞レースはあくまで第三者が評価する結果なので、いちいち意識してアーティストは楽曲や作詞をしないだろう。

でも日本人の特に若い世代は、なぜボブディラン氏が村上春樹氏や他の作家を差し置いてノーベル文学賞を受賞したのかを考えてみてほしい。世界で起こる様々な争いや人と人との殺し合いは、現実に起こっていることでありフィクションではなくリアルな出来事である。

それを考えるきっかけにしてほしい。平和とは一体なんなのか。平和を維持していくことはどれだけ大変なことで、何をしなければならないのか。理想論だけを並べても平和は勝ち取れない。現実はそんなに甘くない。ボブディラン氏もそれを理解しながら、平和を願い、戦争を嫌った。

今もこの瞬間、一人また一人、シリアなどでの不毛な争いの結果、罪のない人達の命が奪われている。この現実を踏まえて考えることが日本の未来につながる。今日はそんな一日にしたい。


(NOW! TIMESのコラムとして掲載しています)
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南海電鉄の外国人への一言

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大阪~和歌山を結ぶ関西の私鉄、南海電鉄が今、話題になっている。なんでも車掌による車内放送で「外国人が多く、ご不便をお掛けしております」という趣旨のアナウンスをしたとのこと。これがTwitterなどで瞬く間に拡散し、ネット上で話題になっている。恐らく夕方のニュースでも取り上げられると予想される。

南海電鉄は大阪の繁華街、なんばから、南に向けて走る歴史の深い電鉄会社である。本線と高野線に分かれており、本線は和歌山市までを結び、高野線は高野山まで結ぶ観光客に人気の路線だ。本線の中には泉佐野から空港線に分岐されていて、空の玄関口である関西国際空港まで通じている。

南海


よって関西空港からの外国人観光客が非常に多い。実を言うと私は南海沿線に住んでいて、日頃から南海線を利用している。だから今回の問題を非常にリアルに感じている。なぜなら南海線を利用する外国人観光客の実態を、実際に見ているからだ。

通勤や通学で南海線を利用している人達の不満はどのようなものがあるのかと言えば、通勤者が座れなくて、満員の中で埋もれていること!(関西空港が起点駅になっているので、関空発のなんば行きの座席は自然と観光客で埋め尽くされる)大量の荷物で通路が塞がれて通れない!周りを気にすることなく大きな声で話していたり!などのように、ごく個人的でささやかな日常の不満なのだが、南海線を利用する多くの人達が同じ事を感じていることだろう。

そこで問題の車内アナウンスなのだが、恐らく南海線利用者からのクレームが多く寄せられ、このようなスピーチを行ったほうがいいのでは?と社内で検討されたものと思われる。車掌の個人的な不満やつぶやきが表に出たとは考えにくい。

しかし今の世の中はすごい。Twitterなどでかなりの勢いで拡散され、瞬間的に広まるのだから。この車内放送は賛否両論あるようで、「実態を見てから批評すべき」「人種差別につながる」などの極端な意見が交わされているが、結局のところこの問題の結末は何も検証されないまま終焉するだろう。というか正直どうでも良い話である。

なぜなら外国人観光客はこれからも増え続けるだろうし、その外国人のマナーが劇的に改善することもない。ましてや外国人観光客が日本のマナーに適応するルールはない。(郷に入れば郷に従えではないが、最低限のマナーは守るべきなのだが)そして日本人が全員、海外でのマナーが良いわけでもないし、日本人同士でさえマナーの悪い若者は多い。そのことを頭に入れておくべきだ。

この問題が「ヘイトスピーチ」だとか、「中国人や韓国人は日本に来るな」ということに結びつけることは、本当にどうかしている。黙って放っておくべき問題である。中国人や韓国人のマナーが悪いことは前からわかっていたことで、いちいちこの車内放送があったことで騒ぐ必要はない。黙って静観しておけばいい。南海線を利用している私はそう思う。もう慣れっこである。


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日弁連が死刑廃止宣言 命の価値はどこまで許容できるか

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全国の弁護士で作る、日弁連・(日本弁護士連合会)が死刑廃止を目指した宣言を採択した。

日弁連・日本弁護士連合会は福井市で開いた大会で、初めて死刑制度の廃止を目指すという宣言を採択しました。一方、反対意見が相次いだため大会は一時紛糾し、全会一致の採択には至りませんでした。
日弁連の執行部は福井市で開いた人権擁護大会で、「2020年までに死刑制度の廃止を目指し、代わりに終身刑などの導入を検討する」という宣言を提案しました。カメラ撮影が認められない中で行われた審議では、日弁連の委員が、えん罪によって死刑が執行されると取り返しがつかないことや世界では死刑を廃止する国が増えていることなどを提案の理由として説明しました。
これに対して犯罪被害者を支援する弁護士から「被害者や遺族の前で死刑はいらないと言えるのか」といった意見や、「日弁連は特定の正義感を押しつけるべきではない」といった意見が相次ぎ、大会は一時紛糾しました。


死刑制度


死刑制度の是非は、日本の論点において最大の難問ではないかと考える。残虐な殺人事件でその責任をどう問うべきなのか。人権の観点からすれば、何人もの犠牲者を出した被告人の命すらも尊重しなければならない。
死刑であっても命を奪うことには変わりない。その意味で言えば死刑に対するイメージも変わってくるのではないだろうか。
残虐な犯行を犯してしまった人物も、好きでそうなったわけではないだろう。家庭環境や職場、病気や障害の影響で殺人を犯す者もいる。

一方で犯罪被害者の立場を考えれば、言葉にならないくらい複雑な気持ちになる。何の罪もない人たちがこれまで多く犠牲になってきたが、残された遺族からすれば、当然加害者の極刑を求める。それは普通のことである。
愛する家族や親しい友人が殺人事件に巻き込まれたとしたら、怒りと悲しみを通り越して、精神的に異常をきたすのではないだろうか。実際そのように現実を受け入れられず、苦しむ遺族も存在する。
加害者の事情など考えることすら不快な感情になり、ただただ加害者の死刑を願う。それが被害にあった方への報いとなるからだ。

EUなどその他先進国では、死刑の廃止が主流である。EUに加盟するには死刑制度を廃止しなければならない。かつてフランスで死刑廃止の議論が巻き起こったとき、国民の大半は死刑の存続を支持していたが、当時の大統領であるミッテラン氏の決断で死刑廃止に踏み切った経緯があった。人権を尊重する思想は殺人者にも適用され、現在のEUの象徴的な制度になったのである。

死刑を廃止することにより、終身刑が適用されるようになる。確かに死刑によってその罪を償うことよりも、終身刑で一生を掛けて罪を償っていくほうが、ある意味では苦しみを味わうことにもなるだろう。
現在の日本では死刑の次に重いとされる「無期懲役」という刑が存在するが、日弁連は日本にも「終身刑」を適用すべきだとの提言を発表している。無期懲役は「無期」と書かれているが、いずれ社会に復帰できる制度なのだ。
つまり被害者側からすれば、身内の命を奪った加害者が出所してくる事実を到底受け入れられない。そのため死刑を求めることになるのだ。もし日本に終身刑ができた場合、恐らく死刑制度はなくなる可能性が非常に高いため、被害者遺族を中心とした方々は、死刑制度の存続を当然求める、という構図だ。

そこで某弁護士に意見を仰いだ。(匿名希望だったので名前は掲載できない)その中で、やはり人を殺めてしまった加害者にも人権は存在し、一人の人間として当然のように扱わなければならない。
もちろん被害者遺族の感情は考慮すべきであるし、理解もできる。しかし被害者自身も「今ある命」なのである。その「今ある命」を決めるのが裁判であり、その選択肢に死刑があることへの疑問をもっと議論すべきだ、と話していた。殺人を犯してしまう人間も、自ら進んで殺人をしたのではない、ましてや冤罪のリスクがある以上、その「命」は慎重に扱わなければならないという考えだ。

読者の皆さんはどうだろうか。世論調査を実施すれば、大半の割合で死刑存続を求める声が占めるだろう。
EUを始めとした先進国が死刑制度の廃止を決めたからといって、日本も同じように廃止することが正解とは限らない。しかし国民を巻き込んで「議論」することが大切であり、一人ひとりが考えることが大切なのである。
日本の将来を考えるという点で言えば、死刑制度の問題に限らず、政治や経済、国際情勢でも同じである。その中でも「命」を扱う問題である死刑制度の是非は特に時間を掛けて、熟慮するべき論点である。
私自身、現時点で結論は出せない。両者の意見を吟味し、自分の考えをまとめていきたいが、このようなことが今、日本で議論されているということを、広く認知してもらいたいと切に願っているところである。


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電通社員の衝撃的な自殺 日本社会が生んだ大きな悲劇

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衝撃的なニュースが飛び込んできた。昨年4月に入社した電通の新入社員が、同年12月に自殺したニュースである。
労災認定が労働基準監督署によって認められ、会社の責任が表ざたになった形である。自殺に追い込まれたのは、高橋まつりさん。相当な心労を抱えていたのだろう。

高橋さん自身の詳細なことはよくわからないし、調べることはナンセンスだと思うのでそれらの情報は他サイトに譲るが、電通社内で相当な時間の労働を強いられてきたようだ。
新聞各紙の記事によると、高橋さんの時間外労働は105時間に達しており、時には31時間連続の勤務をこなしたこともあったという!
その結果、長時間労働による精神障害を発症し、会社寮の廊下から飛び降り自殺をしたということだ。

電通自殺
 

さらに電通社内で「君の残業時間は会社にとって無駄」「女子力がない」などというパワハラを受けていたことが明らかになっている。(10月8日付け・読売新聞社会面から引用)
長時間にも程があるくらい働かされて、あげくの果てに上司から「君の仕事は無駄だ」と言われたらたまったものではない。高橋さんはきっと真面目で素直に残業をこなして文句の一つも言えなかったのだろう。
新入社員で発言権も無かったのかもしれないが、直属の上司と、その他周りの先輩社員にも大きな責任がある。

確かにその先輩社員達も新人の頃は多くの残業をこなしてきたのだろう。だから伝統的に新入社員には法定外の残業を強要する。それはまるで高校野球の暴力事件のように、伝統的に1年生は先輩の言うことは絶対で、暴力を受けることは当たり前だ、という感覚と同じである。(例えであり、全ての野球部がそうではありません)
一流大学を出て、就活に苦労して大手広告会社の電通に入社したのだから、簡単には辞められない。これに耐えたら多くの収入を得られ、特別な経験ができる。そう我慢してこれまでの新入社員は乗り越えてきたのだろう。しかし人間は全員が同じではなく、性格もこれまでの生き方もそれぞれ違う。それを理解できない電通の労務管理者は非難に値するだろう。

電通本社
 

電通は年間売上高数兆円を超える大企業で、広告代理店では世界最高規模の会社である。しかしその大規模な売り上げの背景には社員への鬼労働があったのである。
電通は批判を免れない。社会全体として決して忘れてはいけない。社会的な責任は非常に重い。

電通のホームページによると、労働環境の整備についての記述が掲載されていた。そのなかで健康管理体制の項目があり、読んでみると、
「社員が心身共に健康で過ごすことができるよう、予防対策から復帰支援まで、きめ細かい健康管理対応を心掛けています」
と書かれている。残業105時間、31時間連続勤務で、きめ細かい健康管理対応?とんでもない話である。

私のような大学中退者で雑誌記者だったような者は何時間でも働くことができる。学力も無ければ地位も名誉もない。働いて結果を出して収入を得て、生活するしかない。毎日必死である。多くの人がそうしているはずだ。世の中はそんなに甘くないし、理想と現実は全く異なる。しかし、その風潮が日本社会に当たり前のように広がっているのは事実であり、政府がいくら「時間外労働を守れ」「働く環境を改善していこう」と主張しても、実際に決めるのは企業自身である。ましてや一流大学を出て、やっとの思いで大企業に入社した人たちには大きなギャップを感じるのだろう。高橋さんも大きな夢と希望を持って入社したに違いない。誠に無念である。ご冥福をお祈りする。

日本人は真面目で一生懸命働く。それはもっともなことであり、間違いではないが、命を自ら絶つところまで追い込むのは絶対に間違っている。しかしそれは企業だけの責任でなく、日本社会の雰囲気がそうさせているのかもしれない。賃金の上昇も含めて、労働環境の改善はすぐに実現できない。解決するには多くの時間が必要になるだろう。会社経営者一人ひとりの意識の問題なのだから。


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