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オバマ大統領広島訪問 最後の置き土産

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米オバマ大統領が広島訪問を決めました。
日本人の感覚として、手放しに大歓迎とは言えません。個人的には長崎にも行ってもらいたい。

オバマ

しかし広島の被爆者の遺族や、広島市民の方々は常に「被爆地」としての生き方や信念を持っていらっしゃることを忘れてはならない。同じ日本人として、少なくとも私はオバマ大統領の広島訪問を厳粛に、心穏やかな感情を持って、冷静に見守りたいと思います。

といってもやはり物書きのいやらしい気持ちがこみ上げてきます。笑

オバマ大統領は「核なき世界」を掲げ、ノーベル平和賞を受賞した方です。
核軍縮に前向きだったものの、成果はイランとの核合意くらいで、ロシアがNATOのミサイル防衛システムに反発し、同じく中国も韓国に配備される防衛システムに反発。

北朝鮮も核実験を繰り返し、 核の問題はオバマ以前の時代に戻った感覚です。

そのなかで、伊勢志摩サミットのタイミングが最後の日本訪問となるようです。
(来年1月でオバマ大統領の任期切れ)

広島の方々はオバマ大統領が就任した際に、すごく期待したと思います。
その想いを考えたとき、涙が出てきそうになります。ようやくアメリカに核兵器廃絶を真剣に訴える大統領が現れたか、と。

でも現実は難しいものです。逆に日本は北朝鮮の核ミサイルの脅威にさらされています。
なにもできなかったオバマ大統領は最後に広島で何を伝えるのか。

日本では「オバマは原爆使用を謝るべきか」という議論が活発化しています。
それで早速アメリカ政府は火消しに走っています。

ホワイトハウスは、1945年の原爆投下への謝罪を意味するものにはならないと強調している。

ベン・ローズ大統領副補佐官は、オバマ大統領は広島市の平和記念公園を訪問し、「その場所とそこで起きた出来事の意義についての思いを表明するだろう」

「大統領は、第2次世界大戦末期の原爆使用の決定を再考するわけではなく、われわれが共有する未来に焦点を絞った前向きな展望を描く予定だ」

引用元・AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3086648?pid=17868277


私自身は謝罪は不要だと思います。
過去を振り返らないほうがいい。

確かに原爆で一般市民が大量に殺戮され、戦後も後遺症に苦しむ方々の存在を考えたら、言葉になりません。
しかし、日本は敗戦を受け止め、アメリカに国防を担ってもらう代わりに、戦後復興に全力を注ぐことができました。我々の先輩方がこうして平和な国を作ってくれた経緯も踏まえたうえで、大統領の謝罪は不要だと言いたいのです。

日本人は原爆投下の過去をすでに乗り越えています。
だから謝罪は必要ない。
ただ核兵器が使用された唯一の国として、当然ながら核兵器の恐ろしさを私たちは理解しています。
その想いだけでも、オバマ大統領に受け取ってもらいたいと思います。それで十分です。

安倍首相の発言が全てを説明してくれています。

 「今度、オバマ大統領が実際に被爆地に足を運ぶ。それはアメリカ大統領にとっては大きな決意だったと思います。そして、唯一の戦争被爆国の首相である私とともに、世界で唯一核兵器を使用した国の指導者が、ともに犠牲者に対して哀悼の誠をささげる、このことが、まさに被爆の犠牲となった方々、そして今も苦しむ人々の思いに応えるものだと私は信じております」

引用元・産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/news/160510/plt1605100055-n2.html


余計なことですが、広島はすごい警戒態勢が敷かれるでしょうね。


Mitsuteru.O


Mail:japan.in.the.world919@gmail.com


 

オバマ大統領、テレビ演説でIS壊滅宣言も地上部隊展開の可能性はゼロに

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オバマ大統領が先日の銃乱射テロを受けて、ホワイトハウスの大統領執務室から緊急のテレビ演説を行ないました。
ちなみにこの執務室から演説を行なうのは、大統領就任から3回目。強いメッセージを出す意図があったことは明らかです。

president-obama-oval-office
 
オバマ大統領は演説で、銃乱射事件の容疑者らは「過激化という闇の道」をたどり、欧米との戦いを呼び掛ける「ゆがんだ形のイスラム教」を信奉していたと述べた。

「テロの脅威は現実だ。我々はその脅威に打ち勝つ」と強調。過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」をはじめ、「我々に危害を与えようとするテロ組織は壊滅させる」と表明した。

CNNより引用      http://www.cnn.co.jp/usa/35074546.html  

以下に演説のポイントをまとめました。

・有志国連合による空爆と地元の地上部隊の作戦を軸にしたIS掃討戦略を続ける
・長期にわたり犠牲の大きい地上戦」に踏み込むべきではないと語り、大規模な地上部隊派遣はすべきでないとの立場を改めて強調
・「米国とイスラム教徒の戦い」ととらえるべきではないと警告
・カリフォルニア州の事件を受けて、安全保障のためには銃規制が必要と主張
・シリコンバレーのIT企業に対して、攻撃の計画などに交流サイトや電子機器を利用する過激派組織への対処で協力を要請 


地上戦に踏み込めない様々な要因 

米軍の正規陸軍が、もしIS戦に参戦すればこのうえない戦果を挙げることは間違いないのです。
にも関わらず、派遣に踏み込めない重大な理由がいくつか存在します。

まずは派遣の前提となる、「当事国」の承認です。
当ブログでも昨日、取り上げましたが、イラク政府はどの軍隊も国内には入れないと明言しています。
これは予想していなかった出来事でした。イラクはマリキ政権後、親米路線とまではいきませんが、イラク戦争後の政治体制を整えるにあたって、少なからずアメリカに依存してきました。

イラク軍の訓練などにも米軍は積極的に取り組み、イラクの復興に人力した経緯がありました。
(そこには当然、日本の自衛隊も大いに貢献したことも覚えておきたい)

しかし、ここにきてイラク政府は「外国部隊はイラクに入れない!」と言ったのです。
IS戦でろくな戦果も挙げられないイラク軍に何ができるのか・・。
アメリカはビックリしたでしょう。それを踏まえた今回の演説だったのです。
地上部隊は派遣せず、地元の軍に任せる。これで地上作戦の有効性は乏しくなったわけですね。

ISは大喜びしたのでないでしょうか?しかし視点を変えてみると、イラクはISを掃討することまでは想定していないのでは?という恐ろしいシナリオも見えてきます。
外交は水面下で動き回っていますから、この点も頭に入れて、国際情勢を俯瞰しましょう。

また、シリアへの米軍の地上部隊の派遣も不可能でしょう。
なぜなら実質アサド大統領が統治していることになっていること。そしてその後ろにはロシアがいる。
シリアへの派遣はイラクよりも厳しいでしょうね。


防がねばならないのは偶発的事故 

ロシア機がトルコ空軍に撃墜された事件からわかるように、もうこの地域は各国の戦闘機や偵察機で大混乱になっているわけです。

防衛閣僚間で、偶発的事故を防ぐための取り決めは運用されているようですが、先般のような「領空侵犯」という盾を使うのであれば、それは無意味に終わります。

もし、米軍が地上部隊を派遣すればロシアの空軍は放っておくでしょうか?
いや、絶対にあってはならないことであり、そんなことがあったら間違いなく米露開戦になってしまいますから、可能性は低いですが、ISや他の過激派との地上戦を戦うということは、それなりの「至近距離」なわけです。

そこにロシア機が「援護射撃」をするというオペレーションになっていたとしても、流れ弾が米兵に当たる可能性は排除できないですよね?
これが偶発的事故です。

ましてや、空の上では毎日各国の戦闘機が飛び回っている。
ろくに連合国の枠組みができていないのに、空、地上で高度な作戦を共同で実行するのは困難でしょう。
さらにはカスピ海や地中海では艦隊も展開しているのです。

イラク戦争の疲弊や、テロとの戦いにおいて地上戦は向いていないという論調も左翼メディアを中心に行なわれ
ていますが、それはとんでもない空論だと思います。

現代においても最大の軍事的成果を挙げることができるのは地上部隊・陸軍でしょう。
戦闘の形は確かに変わりました。昔のような陣取り合戦ではなく、ゲリラ戦が普通の時代です。
特殊部隊の実力が問われる中で、アメリカ・ロシアの戦力は随一です。

本来ならば一刻も早く、地上部隊を展開すべきなのでしょう。しかし以上のに示したように、日本のマスコミが問題提起しないような現実があるから、 できないわけです。

オバマ大統領は若干ニュアンスを濁しましたが、まず地上部隊の派遣はありえないと私は推測します。
以上に書いたように、できる状況にないからです。

安倍首相も強いメッセージを! 

 オバマ大統領は久々に執務室からの演説で、その重要性と緊急性を示しましたが、安倍首相も意志を示すべきです。

「対ISへの過激な言動は控えたほうがいい」
「テロの対象になってしまう」という論調がありますが、とんでもない愚論です。ありえないほど国際社会を理解していません。

まず、ISに対してメッセージを発していなくても日本はテロの対象です。人質が殺害されたことをもう忘れたのでしょうか?国際社会から見れば
「日本はなんで何もしないの?」「湾岸戦争時と同じく、またお金を出して終わりか?」と思われています。

しかし平和ボケしている自称リベラルの方々はそれでいいじゃないか、対話をしよう、と言ったりしています。
いいですか?そのような言葉が出てくることが、戦後の日本人の精神を骨抜きにされた証拠なのです。

安倍首相も気持ちを固めて、オバマ大統領に応えるべきです。
両氏は日米同盟の重要性を正しく理解し合える最高のパートナーです。
安倍首相も、首相官邸の正面玄関などでレベルの低い記者は抜きにして、テレビカメラの前で国民にメッセージを送るべきです。切に願います。


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