タグ

タグ:トルコ軍

トルコクーデターで見逃しがちな重要ポイント

カテゴリ:
 トルコでクーデターが起こり、死者は民間人も含めて200人を越えるという。クーデターの一報は衝撃的なニュースとして世界中を駆け巡り、現代においてもクーデターが起こりえることを改めて認識させられた。クーデターは通常、軍が政権を制圧しようと試みることであり、一般市民が蜂起するものではないため、軍事力を行使して、革命を起こそうというものである。

 
img_b65d9482701db2f8556932753df0a72d148331
 

 今回のクーデターで忘れがちなポイントがある。まずトルコ軍の最高幹部がクーデターに参加していない点である。全体的に若年層の兵士が参加した模様で、そ首謀者もまだ明らかになっていない。
エルドアン大統領の政敵であり、現在は米国に在住しているギュレン氏の関与が疑われているが、ギュレン氏は関与を否定しており、トルコ政府はアメリカに対して、クーデター支持派を匿わないように求めたとされる。


 エルドアン大統領の強権的な手法が気に入らないとしても、クーデターで民間人を巻き込むのは許されない。しかし、周囲国は自制を求めることしかできず、周囲国に直接的な軍事的被害が起こらない限り、国際社会はトルコの主権を尊重するだろう。それはトルコが地域の大国であり、一応は民主主義国家であるからだ。これがご存じの通りシリアやイラクで起こった場合、同じ民主主義を名乗っていても、国際社会の対応は全く違ったものになる。ここに、国際社会の矛盾点があることを指摘しておく。
安倍晋三首相は「民主的体制は尊重されるべきだ。できるだけ速やかに事態が正常化し、秩序と平穏が回復されることを強く期待する」
 


 現時点で、クーデターに関する詳しい情報は入ってきていないが、のちに首謀者が誰かなどが明らかになるだろう。国際社会はこのクーデターをどう捉えるか。
政権が強権的で、軍や民間に不満がたまっている国家はトルコの他にもたくさん存在する。潜在的にリスクがくすぶる国としてトルコのクーデターは良く思わないだろう。とりあえず、我々日本人は現代でもクーデターが起こることを認識することが、このニュースの大事なポイントである。

【緊急速報】トルコ軍が領空の無人機を撃墜

カテゴリ:
緊急速報です。

AFP通信によると、トルコ軍は16日、シリア国境付近のトルコ領空を侵犯した所属不明の「飛行体」を撃墜したと発表した。

AFPより
 AFPより

トルコ軍によると、トルコ側の航空機が警告を3回発したものの、機体は進路を変えなかったという。
「交戦規則に従い、警戒にあたっていた(トルコ軍の)航空機が撃墜した」とトルコ軍は声明で述べた。
無人機か有人航空機だったかについてはわかっていない。    

以上、AFP通信から引用


これについてロシア国防省は、「有人航空機に関しては全機の帰還を確認している」と報道官が声明を発表している。

先ほどのNHK・BS1の「国際報道」ではTOPニュースで報じられていたが、詳細はまだ明らかにされていない。

写真が出されていたが、ごく小さな機体だったと思われる。偵察機か?

トルコ軍はNATOの規定に従い、3回の警告を発し、応じなかったため撃墜。国際上のルールは守ったと現時点で言える。
ロシアは「有人機」のみの帰還しか発表していない。
当然シリア上空には無人機も配備しているのだから、暗に認めているというふうに捕らえられないだろうか?

仮にロシアの無人機だった場合、どうなるか。

トルコとロシアの関係悪化?
これだけにとどまらず、有志連合を率いるアメリカへの非難声明をクレムリンから出すであろう。

ロシアのスプートニクは今のところ、このニュースを報じていないし、明日になればまた新たな情報が出てくると思われる。
イランの無人機の可能性のある。

テロ戦において日本はもはや蚊帳の外だ。
もう日本が後方支援などでシリアに関与する余地はどこにもない。

あまりにも危険な地域になってしまった。
アメリカとロシアはシリア領空での衝突回避を模索しているが、現地の情報ではうまくいっていないとされる。

次の懸念はアメリカとロシアの軍事的衝突か。
明日移行、情報を集めて、分析記事を配信します。


記事執筆・日本未来マガジン編集長
藤堂 秀光

このページのトップヘ

見出し画像
×