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国連、ウクライナは「深刻な状況」と懸念

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世界中が反トランプに走っている間にも国際情勢は動き続けています。シリア問題などがその先頭を行く懸念事項ですが、ウクライナ問題に関しても長年の課題です。トランプ大統領就任後にそのウクライナで動きがあったのは周知の通りですが、国連も「深刻な懸念」だとようやく認定したようです。

ウクライナ


年明けからのウクライナの動きをまとめてみますと、

・1月30日から始まった戦闘で軍兵士8人が死亡。親ロ派メディアも、市民が犠牲になったと伝えた
・戦闘が起きたのは政府側の町であるドネツク州アブディイフカなど
・ポロシェンコ大統領は「(対ロ)制裁解除に言及する人に聞きたい。侵略者の責任を問うために他に何をすればよいのか」と強調
・ロシアのペスコフ報道官は31日、「ウクライナ軍の支援を受けたこれらの攻撃は停戦合意を損なっている」と批判
・29日の戦闘以降、政府軍と武装勢力双方の兵士および市民、少なくとも計13人が死亡
・国連安全保障理事会は31日、「深刻な懸念」を表明。さらに「ウクライナの主権と領土保全を全力でサポートする」と表明 

ポロシェンコ大統領の言い分はよくわかります。侵略された側からすればロシアの制裁解除など考えられない。しかし冷静になって考えてみると、我々日本は北方領土交渉のためにロシアとの経済協力を推進して、制裁を解除するかも知れない。領土問題と引き換えにウクライナの心情は無視するべきなのか。こうした議論が日本には必要なのだと感じます。

こういうニュースを見ると、余計にそう感じます。
日本人の国際感覚は大丈夫なのかと不安に感じます。このようなニュースを無視するようならば、日本人はいつまで経っても国際レベルでの会話についていけないと思うのであります。

(大阪発・MItsuteru.O) 

言論サイト「SPECIAL WEEK」http://special-week.strikingly.com/ 

核軍縮決議日本反対、究極の選択 核の傘を放棄するのか抑止力を低下させるのか

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国連総会第1委員会(軍縮についての委員会)は27日、「核兵器禁止条約」制定交渉開始を定めた決議案を賛成多数で採択した。核兵器を国際的に非合法化することが目的で、国際社会の法的枠組みで核兵器を全面的に使用禁止にすることを目指す。

核軍縮


初の「核兵器禁止」へ

この決議はメキシコやオーストリアなどが主導して発議された。のべ55カ国以上が共同提案し、年内に総会本会議で採択され、正式な決議となる見通し。核兵器を法的に禁止する枠組みについて、本格的な議論が行われることは意外にも初めてのことである。

条約案には核兵器の使用禁止などがメインテーマであり、核抑止力を中核とする国際安全保障体制に影響を及ぼすのは必至である。条約の具体的な中身や、来年3月に始まる条約交渉に日本が参加するかが今後の焦点となる 。日本や核兵器保有国など38カ国が反対し、中国など16カ国が棄権した。核開発を進める北朝鮮はなぜか賛成している。

日本が反対した理由

日頃から「核廃絶」を訴えている日本は反対に回った。世界で唯一の被爆国でありながら核兵器禁止の条約案に反対するのはなぜだろうか。被爆者の反発は必至だ。
 
日本の佐野利男軍縮大使


委員会に参加した日本の佐野利男軍縮大使 は記者団に次のように説明している。
「実効的な核軍縮は核保有国と非保有国の協力の下で進める必要がある」
反対した理由については
「意思決定のあり方に国際社会の総意を反映させてほしいと主張してきたが、反映されていなかった」

これは表向き、国民への配慮を込めたコメントである。本心ではない。

萩生田官房副長官も記者会見で
「慎重な検討を重ねた結果、反対票を投じた。北朝鮮などの核、ミサイル開発への深刻化などに直面している中で、決議は、いたずらに核兵器国と非核兵器国の間の対立を一層助長するだけであり、具体的、実践的措置を積み重ね、核兵器のない世界を目指すというわが国の基本的考えと合致しないと判断した」

何とも言えない説明である。誰でもわかることだが日本が反対した理由は「核の傘」を維持しなければ日本を守れないと判断したからだ。至ってシンプルな理由であり、このように説明したほうが良かったのではないだろうか。現代の日本人は核の傘によって日本の国防が成り立っているという現状を正しく理解できていない。北朝鮮が国際社会から軍事攻撃を受けないのはなぜだろうか?それは北朝鮮が核兵器を保有しているからだ。(正確には開発段階。しかしほぼ保有国ともいえる)

北朝鮮が今回の決議案に賛成したのは米国を含む核保有国が核を放棄すれば、自国に核攻撃を受ける可能性が消えるからである。つまり抑止力を均等に維持できるからである。一方で日本はどうだろうか。北朝鮮や中国が核兵器を保有している現状で、核の傘を簡単に離脱していいのだろうか。日本自ら先制攻撃できないなか、国防の要である抑止力を放棄することは国民の命を危険にさらすことにつながらないか。感情的になり、勢いで容易く賛成に回る事柄ではないことを理解してほしい。そして政府も正直に以上のことを国民に問いかけるべきである。

日本人が一生抱えるジレンマ

しかし、広島・長崎に投下された原子爆弾の記憶を我々日本人は決して忘れてはならない。世界で唯一の被爆国の現代を生きる我々はどのような判断を政府に求めるべきなのだろう。特に被爆者の気持ちを考えたとき胸が張り裂ける思いである。記者会見で関係者のコメントが発表されている。

国際NGO・ICANの川崎哲国際運営委員
「驚くとともに憤りを感じている。日本は核のない世界を目指すという目標を掲げておきながら、核兵器禁止条約の交渉を拒否した」 

日本被団協の代表委員・岩佐幹三さん
「怒り心頭だ。今の日本は欧米に追従するするばかりで、核兵器がない時代を築こうとする覚悟がない。これでは原爆で亡くなった人が浮かばれない」

確かに気持ちは理解できる。被爆という悲劇を洗い流すことはできないが、被爆者が報われるためには核兵器がこの世からなくなることが絶対だ。しかし理想と現実は異なる。その理想に近づくために多くの時間が必要であるし、核兵器をなくすための環境を国際社会は作っていかなければならない。そのためには現状のあらゆる課題をクリアしていくしかないのだ。

このジレンマは、我々日本人に付きまとう一生の課題だろう。今こそ日本国民を巻き込んで大きな議論を起こすときである。


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国連が「慰安婦問題は不十分」 ウソを信じる国連にいる価値なし

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岸田文雄外相は8日の記者会見で、慰安婦問題に関する日韓合意に対し、国連の女性差別撤廃委員会が「被害者中心のアプローチが十分とられていない」などと指摘する最終見解を公表したことについて、「遺憾だ。国際社会の受け止めとはかけ離れている」と批判した。また、菅義偉官房長官は同日の記者会見で、委員会に抗議したことを明らかにした。

国連
 
 


岸田氏は昨年12月の慰安婦問題に関する日韓両政府の合意について「日韓両政府の首脳が確認し、潘基文(パンギムン)国連事務総長をはじめ米国、英国など多くの国が歓迎した」と述べ、国際的には好意的に受け止められていると強調した。

suga
 
菅氏は記者会見で「最終見解は我が方のコメントが十分反映されていない。ジュネーブ代表部から極めて遺憾である旨を強く申し届けた」と語った。

 同委員会は、7日に公表した最終見解で、日韓合意の履行にあたり「犠牲者や存命の被害者の意見を考慮する」「真実、公正、尊厳の回復といった権利を確保する」ことなどを日本政府に求めている。


また国連がとんでもない事を言い出しましたよ。
しかしひどい。国際情勢に関してはロクな成果もあげれないのに、人権問題や女性問題ではなにか「最先端」の主張を取ろうとして、頑張っているかはわからないが、あることないことを何でも言う集団になってしまった。

日韓外相会談で、慰安婦問題を蒸し返さない、と合意したのに、国連が口を挟んできた・・・。

日韓


慰安婦問題の対応に不十分だって!?
韓国との間で合意した内容を精査したのか?
大体、二国間で合意した内容に、国連がわざわざツッこむ余地はないはず。



国連の存在感を出したいだけなのか。または事務総長の意向なのか。
日本は元慰安婦への実質的に賠償の形で、分担金10億円の搬出を決めている。
それは私たちの税金から!!
日本国民の皆さん、怒らないんですか?私たちの税金が払われているのに、国連は「不十分」だと。



おさらいすれば、日本と韓国は請求権協定で一切の賠償はそれにて解決し、今後一切蒸し返さない約束をした。
その後、朝日新聞の世紀の大誤報、「慰安婦の日本軍による強制連行」が世間に広がり、韓国国内の世論は日本憎しの大合唱。
実際に強制連行はなく、虚偽の発言、捏造が日韓関係に影響を与えた。

全てはここから始まった。捏造記事が慰安婦の強制連行を生み出した。実際はなかったのに。

捏造


その証拠が「うそでした」と認めた検証記事。朝日新聞はこれで責任は果たしたと思っているのか?
朝日新聞のおかげで日韓関係は最悪に。その責任はどうするのか?廃刊しかないのでは?
国民の多くがそう思っていますよ。

朝日お詫び



慰安婦は戦時中、日本も韓国も連合軍もドイツナチスでも存在した。
それは戦時中に貧困家庭が多かったため「出稼ぎ」として慰安婦になっていく女性が多かったからだ。
求人広告もあり、そんな仕事はしたくなくても、生活のために働いた。
それは戦う兵士の癒しにもなり、占領地での兵士によるレイプなどを失くすためにも必要な措置だったと言われている。
だから戦争というものは、そのような負の遺産を残してしまう悪行なのである。



強制連行はなかったが、慰安婦は存在する。
しかし慰安婦自体はいわゆる「志願制」であり、「強制」ではない。
求人も出ているし、働きたい人だけ、稼ぎたい人だけ、慰安婦になったのだ。
だから、「名誉毀損」や「人権侵害」には当たらないのでは?

杉山審議官も頑張っていたのだが。日本のために頑張った官僚だと言っていいのでは?

杉山外務審議官



国連が「人権侵害」だと思っているのは「強制連行があったこと」を信じているからであり、それは「ウソ」を信じていることになる。朝日新聞が書いたうその記事を国連と韓国は信じて、日本に圧力をかける。
非常に卑怯というか、あきれてモノも言えないのだが。



国連事務総長が韓国人であることも影響しているのでは?
韓国の国連代表のロビー活動がうまいのか?


パンギムン国連総長。この韓国人が国連総長になってから国連は機能不全に陥った。どう考えても力量不足だ。

国連総長



だったら日本はどうなのか。菅官房長官も岸田外相も「遺憾」とは言っているが、もう怒りを抑える必要はないと思う。政府として日本人の大多数の意見である、「強制連行はなかったのだから、完全に慰安婦問題は解決した」という、考えを世界にもっと発信すべきである。



国連脱退を示唆してみるのはどうか?
国連はもはや機能不全で加盟しているメリットもない。
話はそれるが、ISにもウクライナ紛争にしても、安保理に中国とロシアがいるような組織である。
エリート集団の中に、武闘派のヤクザがいるようなものである。



日本は常任理事国入りを目指して、国連改革をしようとしているが、所詮は第二次世界大戦の”戦勝国クラブ”であり、日本はいまだに敵国条項を付けられ、ドイツとともに、形式上は”敵”であるのだから、発言権もない。



「2国間で合意し、分担金も国民の税金で負担し、日本国民の総意として慰安婦問題は解決したものと理解する。それに国連が我が国を批判する余地はない。非常にふざけたものであり、我が国としては国連脱退も視野に入れている」

と、安倍首相に言ってもらいたいものである。。。 



mitsuteru.O


 

国連が設立から70年 世界一わかりやすい機能不全の理由

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10月24日に、国連が設立から70年の節目を迎えました。

第二次世界大戦の終結後、世界規模の戦争という悲劇を繰り返さないために設立された国連は70年経った今、果たして本来の役割を果たしているのでしょうか?

国際連合は1945年4月から6月にかけて行われた、サンフランシスコ会議において基本的な合意が得られ、加盟国51カ国によって国際連合憲章が採択されました。

国連総会 国連より
 国連総会 国連より
 

その国連憲章にも書かれている、国連の最大の目的は
「国際社会の平和と安全の維持」である。

この国際社会の平和、という言葉。これが実現するまでにどれだけの時間が必要なのでしょうか?

果たして、世の中に戦争が無くなる日は来るのでしょうか?
全人類、民族、国籍、宗教の壁を乗り越えて、世界に平和が訪れることはあるのでしょうか?

国連はその責務を負っているのです。言って見れば世界で最も重要な使命を、事務総長をトップに彼ら、または日本も含む加盟国は果たすべきなのです。


シリア混乱が機能停止に拍車をかけた


9月28日の国連総会で国連のバン・ギムン事務総長は
「安全保障理事会の機能停止によって事態は制御不能になっている」と一般討論演説で述べました。

自らその責任能力の無さを露呈した形になりましたが、世界中の誰もが「国連は機能していない」と思っているのです。

それはシリア情勢の混乱で、安保理の常任理事国である、アメリカ・ロシア・イギリス・フランス・中国の5カ国が一致した結論を出せなかったためです。

シリアは2011年ごろからシリア国内での内戦が激しくなり、シリアのアサド大統領が反体制派(シリア政府に反対する民衆)に武力行使をしたり、人道上絶対に許されない化学兵器を使ったり、国際社会に懸念が広がりました。

シリア内戦の現場 AFPより
 シリア内戦の現場 AFPより
 

そこでアメリカが中心となり、安保理でアサド政権を非難する決議案を出したり、シリアに国連として軍事介入(シリア国民を守るために)をするべきだ、という主張をしました。

しかし、アサド政権を支持するロシアが4回も拒否権を行使し、さらに中国もロシアの考えに同調して安保理での決議が不可能になったのです。

シリアの混乱を収めるために、非難決議や軍事介入をするという、国連の意思(国際社会の意思でもある)が出せない状況になったのです。
これが、いわゆる「国連が機能不全に陥っている」ということなのです。

安全保障理事会の様子 CNNより
 安全保障理事会の様子 CNNより
 

その結果、このままではシリアの混乱が収まらない、さらにはこの混乱に乗じてイスラム過激派のISやアルカイダなどのテログループも活発化している。
この状況に歯止めをかけるために、アメリカやフランスなどが中心となった「有志連合」がシリアの空爆に踏み切りました。

さらにロシアも空爆を開始し、国連安保理で一致することができなかった常任理事国が(中国を除く)独自に空爆を開始する異常事態になっているのです。

以前にもいわゆる冷戦期にソ連(現ロシア)とアメリカが拒否権の応酬を繰り返し機能不全になったことがありましたが、今回のケースは別々に軍事介入をおこなっている。
これは史上稀に見る、とんでもない事態です。国連の存在価値に疑問が浮かぶようなことが、今シリア・イラクを舞台に行われているのです。

しかし、独自に空爆をやらざる得ない状況がシリアにはあったのです。それがISの脅威です。
各国から共鳴する若者を呼び、シリアの地でテロ行為を繰り返しています。有志連合やロシアが空爆を行わなかったら、シリア政府軍とIS・他のテログループの戦争が続いていたわけです。
その結果どうなっていたか。シリアはISの物になっていたかもわかりません。

シリアの安定よりも、ISへの対処。これが大国を動かしたわけであります。


国連軍は一度も実現していない!?


国連が設立して70年。実はまだ一度も「国連軍」というものは実現していないのです。

国連憲章の第7章・43条に、安全保障理事会と国連加盟各国が「特別協定」を結んで兵力を搬出し「国連軍」を創設することができる、とあります。

湾岸戦争
湾岸戦争に派遣された多国籍軍を率いる米中央軍 
写真の中心はシュワルツコフ司令官 2012年に死去した ウォールストリートジャーナルより


国連安保理で採択されたこれまでの強制行動(平和維持のために軍事介入すること)は国連軍ではなく、「多国籍軍」として派遣されたのです。

1950年 朝鮮戦争(北朝鮮が韓国を侵略)
1990年 湾岸戦争(イラクがクウェートを侵攻)
1992年 ソマリア内戦
1995年 ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦

これまでに4度、安保理で一致した決議(朝鮮戦争時にソ連は安保理欠席)がなされたましたが、いずれも多国籍軍という枠組みでした。

それはなぜかというと、冷戦時にアメリカとソ連の2大国が対立していたことから、強制行動に必要な特別協定が結べなかった過去があります。
また朝鮮戦争時にもそうだったように、大国(この場合はソ連)が侵略者としての当事者だったことが最大の原因になります。

さらに解説すると、もともと拒否権とは国連から大国が脱退しないようにするために作られたものでした。
大国に国連への協力を確保するために作られた権利でしたが、実際はソ連のような大国の侵略国が、自ら侵略をしていると認めることはありえないことです。

この場合、拒否権を行使するか、安保理の欠席や棄権をすることになります。

朝鮮戦争の場合、ソ連は欠席して特別協定が結べなかった。
湾岸戦争の場合は、ソ連を含む5カ国が一致して可決しましたが、冷戦期だったためソ連は多国籍軍に参加していません。

なので設立から70年、「国連軍」は実現しておらず、今後もまず実現することはないでしょう。

このように、拒否権が乱発された結果、国連が機能不全に陥っているのです。

日本は今回、非常任理事国になりました。拒否権は行使できませんが、日本独自の安保理決議案を出すことができます。

安保理
 安保理、非常任理事国の改選投票で日本が当選した後、記者会見する吉川元偉国連大使 毎日新聞より


機能不全に陥っている国連を再生させるために、日本が持つ平和理念を、国連の場で十分に発揮すべきだと思います。

日本が非常任理事国として具体的に何をすべきかについては、後日、この日本未来マガジンにて配信いたします。


古川 光輝
政治フリーペーパー「JAPAN IN THE WORLD」
 

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