国際保守通信

国際保守メディア「JAPAN IN THE WORLD」編集長の個人ブログです。 政治・国際情勢について評論しています。 気軽にコメントをどうぞ。

タグ:平和ボケ

共謀罪やテロ準備罪について、早期の成立を目指す政府・与党と、真っ向から対立して廃案に持ち込もうとする野党の構図で固まっていますが、そんな「テロ対策の法案でさえ全会一致で可決できないのか!」と不思議な気持ちになります。

一般国民にはあまり知られていないことですが、テロ対策とは情報戦、諜報戦の成果なのです。国家の情報機関がテロを企てる者を絞り出し、テロ組織につながる協力者に情報を提供してもらい、時には特殊部隊や軍も動員してテロ容疑者を追い詰めるのです。

その目的は言うまでもなく、「テロを未然に防ぐこと」です。捜査当局と国家、さらに国際社会全体はその目的のためだけに動いていると言っても過言ではありません。昨日、英国でテロ容疑者を拘束したニュースがありましたが、間違いなく諜報活動の成果の表れです。様々な情報を分析し、容疑者の動きを把握したうえで、テロの兆候が表れたところでの逮捕劇です。これでまたひとつ欧州でのテロを防ぐことができたのです。

日本ではどうでしょうか。テロ容疑者を摘発するための法案すら全会一致できない。挙げ句の果てには憲法違反だとか国家権力の暴走だと言っています。完全に「平和ボケ」です。恐らく日本は国際社会から笑われています。テロを未然に防ぐことにどれだけの労力をかけているのか、我々日本人は知らないだけなのです。平和ボケに付ける薬はあるのでしょうか。
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北朝鮮情勢がいよいよ最終局面を迎えるなかで、日本は戦後初の有事を迎えることになりそうである。日本が指揮を取るわけではなく、先制攻撃を行う米国の支援として本格的に自衛隊が展開するはずだ。

イラク戦争のように給油だけで終わることはまずありえない。なぜなら北朝鮮に関しては日本の国益に関わることだからだ。

国益というのはやや大袈裟な表現かも知れないので言い方を変えれば、「日本の国際戦略に大きな影響を及ぼす事案」であることはまず間違いない。

それでも私が国益と言いたいのは、拉致被害者の生還の可能性があるからである。これは日本の長年の課題であり、北朝鮮の現体制(金王朝)が続く限り解決するのが困難であろう最大の懸念が、今回の北朝鮮作戦で風向きが一気に変わるかも知れないのだ。これは間違いなく国益である。

だが肝心の日本世論はリアクションが鈍い。私たちと同じ日本人が拉致された事実をみんな忘れているのだろうか?同じ日本人の生還をみなが願っているのだろうか?いつから日本はそんな一体感のない国家になってしまったのだろう。

そこで日本のリーダー、安倍首相の言葉が必要になると私は個人的に思う。日本人を目覚めさせてほしい。

安倍首相
 

「私たちと同じ日本人を救う時がきました。北朝鮮から拉致被害者を絶対に救出します。そのために自衛隊を展開するのです」

「国民の命を北朝鮮の核兵器、化学兵器から守るのです。そのために当たり前のことをしているまでだ」

そのようなことを、テレビ演説でしてみてはどうだろうか?
欧米などでは大統領や首相がテレビ会見などで国民にメッセージを送るのはごく普通のことだ。日本もその文化を進めてほしい。
マスコミが世論操作するのだから、政府や首相が直接国民に大事なことは伝えればいいと思うのだが。
昔のように、ポピュリズムに走ることはこの現代で無理なことなのだから、安倍首相の強烈なメッセージが欲しい、と最近思う。


Mitsuteru.O
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なんといえばいいか、「日本人は平和ボケしている」という声が本当に相変わらず多いのですがど、それはどこに原因があるのかな、と少し考えてみました。

理由はたくさんあるだろし、人それぞれ考え方が違うものだから、正解はないのだろうけど、一般論として考えてみることにしました。

平和ボケTOP


まず、大きなポイントは日本がアメリカとの戦争に負けて、占領され、統治機構の仕組みもすべて戦勝国の都合で決められ、日本が二度と武力を行使しないような国作りを強いられた結果が、平和ボケにつながる点。
これのどこが平和ボケなのかというと、まずはじめに自国の軍隊のみで自国を防衛できないという点。日米安全保障のもと、日本が侵略されたら米軍にも防衛義務が生じることが、日本人の国防意識を薄めたのではないでしょうか。


また、戦後教育のなかで「日本が悪」という思想を徹底的に叩き込まれた結果、日本人のなかで戦争への相当なアレルギーが生じた。これは別に平和を望むものであれば結構なことなのですが、自衛することすらダメなことだという考えの人を多く生むようになってしまいました。
その考えが今日に至るまで積もり積もって、日本の安全を守るための平和安全法制までも「戦争法案」と呼んでしまう理不尽な現実を生んでしまったのでしょう。


この「日本は悪」という考えは国防意識だけに留まらず、ライフスタイルや道徳意識にも影響されていると思います。
日本人であることへの誇り、日本民族の成り立ち、天皇陛下とともに歩んできた日本の歴史を知らない人があまりにも多すぎるのではないでしょうか。
それは戦後教育の最大の汚点なのですが、日本人が日本人であるための精神的な拠り所を完全消されたことが、現代日本のあらゆる問題に影を残す結果になっていると考えます。


しかし不思議なのは、ここまで「日本憎し」の教育を受けたにも関わらず、「日本に生まれてよかった」「日本人でよかった」という人が多い点。
でも「日本人でよかった」と思う理由はなにかと問えば、まともな答えが帰ってこないのが現実です。残念ながらそこに日本人であることへの誇りは感じられず、ただ「戦争がなく平和だから」「住みやすい、快適だから」などといった理由なのです。それはあまりにも悲しい現実です。


実際に平和かといえばそうではないでしょう?
日本が当事者である東アジアは緊張が最高レベルまで高まっており、これを平和と呼べる人種はもはや日本人しかいないでしょう。
靖国神社で爆破テロも起こったし、私たちの当たり前の日常が一瞬にして失われることを想像したことがあるだでしょうか?
日本は70年前、それを経験してきたのでしょう?


なぜ、日本人は戦後、戦争の悲惨さだけを語り継ぎ、国防がいかに大事なのかを後世に伝えなかったのでしょうか。
戦争はできるだけ防ぐべきで、絶対起こしてはならない。しかし相手が攻めてきて日本人に死傷者が出れば、個別的自衛権で自然と戦争状態になる。そこで初めて国防の議論をしていては遅いのです。
なぜ、先人達はこの問題提起をしなかったのか。今、安全保障を巡り、共産党を中心に大規模な反対運動が広がりを見せている。これを先人達は予測できなかったのだろうか?国防の議論を後回しにしてきた結果、今日の日本は大変なことになっている。左翼派が若者を騙し、大規模な運動につなげている。こうして中国などの隣国に蝕まれ、日本人としてのマインドは削がれていくのだろう、と私は思ったのです。気付いている人は気付いていいますが、気付かず騙される人が残念ながら存在することをここで忠告しておきたいと思います。


ooo
 
最たる例は若者による安保反対を呼び掛けるSEALDsなどような無責任な主張を繰り返す集団の存在。
集団的自衛権の限定行使が、戦争を誘発するというような主張は、完全に勉強不足。自ら勉強不足だということを証明しているかのような発言を繰り返しているが、恥ずかしくないのでしょうか?
音やリズムに合わせて、「戦争反対」「あべ辞めろ」というフレーズを楽しくやっているようですが、それが若者の政治参加だと勘違いしている人が多いのです。


それらはすべて、共産党ら左翼政党が後押しをしているようですが、国民は冷静にそれを見ています。
戦争はどんな思想を持つ者でも容認されるものではないし、誰だって戦争はしたくない。
平和ボケとは、日本が今抱えている危機や脅威を正しく理解できないことをいうのではないでしょうか。


憲法9条が、まるで魔法のように戦争を防いできたかのように語り継がれていますが、それは大きな間違いであり、日米安全保障条約に裏付けられた、抑止力があったから今日の日本は平和を保つことができているのです。
平和は憲法という「神話的」なもので守られてきたのではなく、日米安保という「実務的」なもので、守られてきたのなのです。
これをどれだけの人が理解できるか。
平和ボケを直していくには、今ある日本の平和が、どのようにして構築されたのか。それを考えることが処方箋であると考えます。


(古川光輝)

https://twitter.com/mitsuteru1127

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