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米貿易赤字について日本が言われる筋合いはない

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経済トップニュースとして大きな扱いで報じられていますが、読売新聞によると、米商務省が2016年の貿易統計を発表し、3年連続で赤字幅は拡大し、対日赤字は689億ドル(日本円で7兆7000億円)となった。

貿易

対日赤字は自動車関連が7割に達し、トランプ氏は10日に行われる日米首脳会談で日本側に厳しい要求を突きつけるのではないか、と報じています。

これはおかしな論調だと私は思います。米国の貿易赤字について日本が批判される言われはないのです。日本の弱腰報道にはあきれかえります。権力に擦り寄る軟弱体質は変わりないようです。

トランプ氏が言う、 「アメリカファースト」は米国の懸念すべき政策課題を一旦は全て他国のせいにするのが前提のようです。

日本のメディアもこぞって「日米首脳会談で要求してくるのでは」という恐怖記事を書いていますが、情けない。「貿易赤字を日本のせいにするのは筋違いである」という記事や社説をなぜ即日出せないのか。価格競争力の低下や消費の低迷とった国内の問題を横において、対赤字国に対して改善を要求するのはおかしなことです。

トランプ氏は輸出を増やすために、NAFTAの条件を米国有利に見直すなど、多くの要求を今後も行うでしょう。各国はトランプ氏に屈してはいけません。安倍首相も同じです。米国にただ擦り寄るのではなく、日本の国益を優先をして「貿易赤字を他国のせいにしてはいけない」ということを、ゴルフの席でも言うべきです。トランプ氏にそのことを気付かせるには、今のところ世界の指導者で安倍首相しかいないのではないでしょうか。

(大阪発・Mitsuteru.O)
note:https://note.mu/japanintheworld 

日米で閣僚級協議の設置へ

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何かとトランプ大統領の動向に注目が集まりがちですが、肝心の実務者レベルでの接触などはどうなっているのでしょうか。少し動きがありましたので、お伝えします。

2月10日の日米首脳会談に先立って、閣僚級の協議を設置することで一致した模様です。

日米国旗2

・協議は主に経済や貿易について話しあうものとする
・麻生副総理、米側はペンス副大統領を議長に据える
主な議題は現在のところ、
・マクロ経済政策について
・分野別の協力
・貿易、投資ルールについて
・日本側は麻生副総理、岸田外相、世耕経産相が参加
・米側はムニューチン財務長官候補、ティラーソン国務長官が参加


長々と要約を紹介しましたが、どうやら経済分野の協議に限るようです。まだトランプ新政権との距離がつかみにくいなか、安全保障や人権問題といった深い議題にまで突っ込んで交渉する信頼関係がない証拠かと思います。

まずは経済で両者の思惑を探る。両国実務者の心の内側が透けて見えます。
とはいえ、米国は日本の強力な同盟国。経済、貿易だけの協議とはいえ、しっかり仮想敵国の中国への批判も込めています。協議設置案では、「中国のルール違反への効果的対処ための共同歩調」と明記していて、 このあたりはさすがに同盟国だなと、感じるところであります。


(大阪発・Mitsuteru.O)

note「SPECIAL WEEK」https://note.mu/japanintheworld 

公的年金を米国との経済協力に活用

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驚きのニュースが入りました。日経、東京新聞などがすでに報じていますが、公的年金の資金管理、投資運用を行うGPIFを活用して、米国のインフラ整備などに資金搬出するというのです。

働く日本国民の現役世代の支持を果たして得られるのでしょうか。

GPIF

政府が10日に米ワシントンで開く日米首脳会談で提案する経済協力で、米国のインフラ開発に年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の投資資金を活用する方向で調整していることが2日、分かった。経済協力では人工知能(AI)やロボットなどの研究開発協力などの分野も含めて、米国の数十万人の雇用創出につなげる事業を提案する方針だ。
(東京新聞)

この判断は論争を呼びそうな気配です。さすがに安倍政権支持派も、この決定には不満を持つことになるでしょう。野党は国会で追及する形になると考えられます。米国との関係はこれまでの強固な日米同盟を考えれば、日本の外交基軸であるのは間違いないのですが、トランプ大統領の姿勢を考えればそれも見直すシナリオも想定しておかなければならない。安倍首相側近には、そのような助言をする人物がいないのでしょうか。先日も書きましたが、いつまでも対米追従では、日本の未来が心配です。

(大阪発・Mitsuteru.O)

言論サイト「SPECIAL WEEK」http://special-week.strikingly.com/

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