~この記事の要点~
・ヨーロッパ歴訪中の安倍首相がベルギー訪問
・ブリュッセルでテロ犠牲者に献花
・ベルギー首脳との合意点
お疲れ様です。GWも終わりに近づき、また通常の生活が舞い戻ってきますね。
海外旅行にも行かれた方が多かったのでは?テロなどの被害が今のところありませんので、少し安心しております。
さて、日本の安倍首相がヨーロッパを歴訪しています。この外交の成果と分析は、当ブログ、または他の媒体にて執筆しようと考えています。
そのなかで本日は、安倍首相のベルギー訪問の際のニュースをお伝えします。ちなみに安倍首相、現在はロシアに入られたと思われます。(5月6日現在、このあと日露首脳会談の予定)
安倍首相がテロ被害現場で献花
▼ブリュッセルのテロ現場で献花する安倍首相(時事)

安倍首相は5月3日にベルギー・ブリュッセル入り。ベルギーのミシェル首相とブリュッセルのエグモン宮で会談しました。
主な会談の内容と成果は以下の通り。
・安倍首相は、3月にブリュッセルで起きた同時多発テロを強く非難
・テロ防止でベルギーと連帯していく考えを表明
・両首脳は、テロ対策に関する2国間協議を年内に開始することで一致
・欧州と日本を結ぶ航空機の搭乗者情報を共有するため、「乗客予約記録(PNR)」の欧州側から日本側への提供に協力を要請
(時事通信)
さらに、ブリュッセル同時テロの現場を訪れ、犠牲者への献花を行ないました。
安倍首相
「この場所には花が絶えない。平和への希求の思いが集まっている」
「日本も世界の国々と手を携えて、テロ根絶に向けテロと戦っていく」
(時事通信)
ベルギーとの連携?にすごく違和感といいますか、正直なところブリュッセルであのような痛ましい事件(事件というよりテロ攻撃)があったから、慰めや怒りを代弁してテロ防止で連携という形になったのではないでしょうか?
いかにも日本らしいといいますか、何か公式に発表しなければなりませんから、仕方ないのですが。
テロ防止で各国が連携を取るのは当たり前のことで、テロ対策の2国間協議というより、各国が集まってより大きな枠組みで情報共有を行なってほしいと思います。
歓迎すべきなのは伊勢志摩サミットで「テロ対策」を主要議題として扱うことです。これは非常に大事なことです。
ロシアがいませんから、ほぼ有志連合の作戦会議みたいになってしまいますが...。
対テロの行動計画を策定するようなので、注目すべきポイントです。
そして、安倍首相のコメントにもあるように、「日本もテロ根絶と戦う」としています。
私たち一人ひとりがテロと戦う気がなくても(日本人の場合は現実味がない)日本の代表である首相がそのようなことを発言すれば、世界の認識は日本人はテロと戦うものだと、思うものです。
外交の場でこのようなことを断言したのですから、我々も少しは対テロ戦がどのようなものか、考えるべきでしょう。当然、テロに賛同する人はいないでしょうから。
今日もお疲れ様でした。
Mitsuteru.O
引用参考元
・時事通信
Mail:japan.in.the.world919@gmail.com
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