トマホーク配備は中国にも有効

米・ワシントンポストが報じているが、トランプ大統領が日本に対して巡航ミサイル「トマホーク」の売却を検討しているようだ。日本の抑止力向上には敵基地攻撃能力が唯一欠如していることを考えれば現実がよく見えているといえる。また、米国が北との対話を実現し、核放棄を視野に入れたとき、日韓の米軍の撤退まで構想に上がっているのなら、そのための準備とも取れる。自衛隊がトマホークを配備すれば尖閣を侵略し続ける中国にとって非常に脅威である。戦争を防ぐための戦略なら日本は取り入れるべきである。


制裁決議案は11日採決へ

米国は北朝鮮への制裁決議案を11日に採決すると通告した模様。中露の動向が最大のポイント。新たな制裁は、原油禁輸、北からの繊維輸入禁止、北労働者の受け入れ禁止、北船舶への臨検などが柱。中露が拒否権を行使すれば白紙になるが、棄権すれば制裁は採択される。中露は北を刺激することになると主張していて賛成はしないようだが、しかしながらこのまま北を放置することが間違いであることも理解している。米国の動向のあとに文句をつける汚い戦略を取り続ける中露はそろそろ行動したほうが身のためであることを理解すべきである。


Mitsuteru.O
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