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インドネシアは世界最大級のイスラム教徒を抱えた国家であります。ジャカルタやバリ島はもちろん、モスクや寺院も多く存在し観光地としてとても人気があります。近年では大津波に襲われたこともあり、悲しいニュースも多くありました。

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そのインドネシアでテロ警戒が必要です。渡航の計画がある方は注意して下さい。
インドネシア警察が2月7日、テロ組織のメンバーを逮捕時に射殺したことを明らかにしました。
これは現在でもテロ計画が存在する証拠です。地元当局によるテロ掃討作戦の成果と言えますが、逮捕に動くということは危機が迫っているということでしょう。



イスラム教徒を多く抱える国家ですが、穏健な人たちが多く、イスラム教徒の本来の姿である平和を願う心や人々に親切な人が多いのも特徴でしょう。
イスラム国家にしてはテロ事件も少なく、2018年5月のジャワ島スラバヤ市でのキリスト教会を狙った自爆テロ事件(自爆犯を含めた23人死亡、100人以上が負傷)以降、大規模な被害を伴うテロ事件は起きていません。

逮捕されたメンバーが在籍していたのは、インドネシアで最も過激なテロ組織は「ジェマ・アンシャルット・ダウラ(JAD)」。JADはIS(イスラム国)との関係が明らかになり米政府が2017年に国際テロ組織として指定しています。インドネシア国内で一時は約4000人のメンバーを擁していました。

地元警察によると、手製爆弾製造などで新たなテロの準備などをしているとの情報もあります。

首都ジャカルタはもちろん、モスクや寺院、ジャワ島、東部のパプア州なども警戒が必要です。注意して下さい。


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