安倍総理がついに辞めてしまう。

EggVMTPU8AAlsYz

持病の潰瘍性大腸炎はやっぱりきつかったようだ。在任期間の7年8ヶ月の間、日本を立て直したことに感謝したい。どう考えても安倍政権で日本は変わった。経済も外交も復活した。この揺るがない実績は評価すべきことである。本当にお疲れ様でした。

だが、しかしである。安倍総理の辞任表明会見で質問した記者たちは「お疲れ様でした」の一言も言わなかった。好き嫌いやメディアは政権批判するものであったとしても、番記者として官邸で総理の7年8ヶ月を見ていた人たちからそんな敬意を示す言葉も出ないなんてあまりにも非常識だ。

大学を出て勉強して大手メディアに就職するのだから世間一般的に「エリート」である。

そんなエリートたちはこの程度の見識と礼儀を知らないと考えたら、私のような高卒、大学中退で現在は普通の会社員だけど、さほど常識や礼儀作法は変わらないと思う。むしろその点では勝っているとさえ思う。

橋下氏も指摘していたけど、まずそこに気付くことが、素晴らしいと思ったし、人間的に出来ているなあ、と実感した。

記者たちよ、「お疲れ様でした」くらい言えねえのか!

安倍首相、7年8カ月という長期にわたって首相という重責を務められ、本当にお疲れ様でした。今後は、体調の回復に努めてください。

辞任会見場の記者の安倍さんに対する質問が酷かった。記者たちは、あんな質問をして恥ずかしいと思わないのかね。

僕は記者会見の生中継を、フジテレビ系「Live News it!」という番組にコメンテーターとして出演しながら見ていた。

政策についての賛否や、政権の態度振る舞いへの批判は様々あるだろうが、それでも7年8カ月の間、安倍さんは首相という重責を担ってきたわけだ。

まずは、「長い間、お疲れ様でした」という一言があって当然だろ!




安倍総理は在任期間記録に表れるように、やっぱり結果を残した政治家だ。

安保改正では抑止力向上と、攻撃を受けた米軍を守ることができるようにした。日米同盟は世界最強の同盟関係だ。それを築きあげたのは安倍総理だ。

中国が軍拡を進めていくことは予測していた。どうしたら中国から日本を守るか。それは言うまでも無く、現状の憲法上では日米同盟の枠組みをうまく使うこと以外に考えられない。

経済も良くなった。低所得者や貧困層にはあまり恩恵はないかも知れないが、とはいえ有効求人倍率は相当下がって就職はしやすくなったし、バイトなんて今の時代高時給いくらでもある。

大体「安倍死ね」とか言うてる輩は無職で暇しているやつか、働く気もなく親のすねかじりか、本物の左翼である。世間に不満ばかり言っている奴は、大抵自分に甘い連中である。

安倍総理には体調を優先に考えて、今後も政治に助言してもらいたいところである。道半ばで終わった拉致問題と憲法改正は安倍総理の力なしではなし得ないだろう。

安倍総理の功績は海外メディアの報道を見れば一目瞭然である。日本のメディアは本当に日本のメディアなのか?というくらい低レベルなのがわかる。いつまで自国を貶めるつもりなのか?と思う。

CNNでは政治学者のポール・スラシック氏の論考を掲載。

安倍首相の退陣、地域の安定と日米同盟にどのような脅威となるか

首相としての在任期間が日本で歴代最長となった安倍氏は、地域の安定の源だった。安倍氏の国家主義を支持する姿勢は時として否定的な注目を集めることもあった。安倍氏が2013年に旧日本軍の象徴とみなされることが多い物議を醸している神社を訪問した際には、中国や韓国を怒らせ、米国は「失望」を表明した。それでも安倍氏は熱心な多国間自由貿易主義者で、休むことなく規則に基づいた国際秩序を強く求めた。

同時に日米同盟を守り強化することへの安倍氏の献身が揺らぐことはなかった。2015年には国内で物議を醸した安全保障関連法案を推し進めた。安保法案は自衛のための軍事力の行使に制限をかけている憲法の条項の解釈を変えるものだった。安保法の成立によって、日本は集団的自衛権の行使が容認され、必要なら米国の支援も行えるようになった。

これはバラク・オバマ政権時の出来事だった。しかし、ドナルド・トランプ氏が米大統領に選出されると、安倍氏はすぐさま飛行機でニューヨーク市を訪れ、次期大統領のトランプ氏とトランプタワーで会見した最初の外国の指導者となった。トランプ氏は12カ国が参加する環太平洋経済連携協定(TPP)から撤退したが、経済的並びに戦略的な理由から協定が不可欠だと信じていた安倍氏は、その後も残りの11カ国とともにこれを取りまとめた。そして、トランプ政権とも個別に2国間の貿易協定を成立させた。日米貿易協定はTPPと一致する関税水準の多くはより限定的だったが、それ以上に重要なのは、同盟国との間の貿易摩擦を回避するのに役立ったことだった。




続いてブルームバーグ。トランプ大統領の発言前だったので見出しは古いが、米高官や各国首脳の謝意は本当に嬉しいし、あ、安倍総理が日本のトップとして世界に認められていたのだな、と改めて実感。誇りに思う。

安倍首相に米国は謝意、絆を強化と政府高官が称賛-トランプ氏は沈黙


1000x-1

米国は安倍晋三首相の傑出したリーダーシップに感謝すると、政府高官が表明した。同高官は28日、安倍首相が日米同盟をこれまでになく強いものにし、首相が打ち出した「自由で開かれたインド太平洋」構想はトランプ大統領が深く共有していると述べた。

米民主党大統領候補のバイデン前副大統領はツイッターで、「安倍首相の友情とリーダーシップに感謝する。辞任は残念だが、両国と国民の強固な同盟は何世代にわたり続く」と表明した。

夏季記者会見に臨んだドイツのメルケル首相は、安倍首相は常に多国間主義を擁護したとたたえ、辞意表明を残念に思う。と述べた。

また、ジョンソン英首相はツイッターで、「安倍氏は日本の首相として、日本と世界に偉大な業績を残した。任期中に英日関係は貿易、防衛、文化の面でますます強固になった」と指摘した。

オーストラリアのモリソン首相も「真の友人に感謝する」とツイッターで表明。別の投稿では、「豪日関係はかつてないほど緊密になった。これは安倍首相が示した謙虚さと誠実さによるところが大きい」とたたえた。

台湾の蔡英文総統は、「台日関係に多大なる貢献」をされたと安倍首相をツイッターで称賛。今後どんな立場においても台湾にとって「最も大事な友人」だとし、共に台日関係をさらに強化する意欲を表明した。




興味深いのはイランも安倍総理に感謝しているとか。そうそう。伝統的に日本はイランと仲が良いのですよ。米国とイランは今にも戦争しそうだけど。安倍総理の外交で米イラン関係の改善を、と個人的には思っていたので残念である。

イラン大統領府長官、「日・イ関係は、常に友情と尊敬に基づいている」


4bvd2cd9d0b2041q1i9_800C450

イラン大統領府のヴァーエズィー長官は、辞任する日本の安倍首相によるイランと日本という2つの偉大なる国民の間の関係深化と更なる発展における協力への貢献を賞賛し、同首相の健勝を願いました。

イルナー通信によりますと、ヴァーエズィー長官は2日水曜夜、ツイッター上で、「イランと日本の関係は長年にわたり続いており、常に友情、信頼、相互尊重に基づいている」と強調しました。

そしてその最後で、「イランは、日本の政府と国民との建設的な相互協力が継続されることを歓迎する」と述べました。

イラン外務省のハティーブザーデ報道官も先月28日、イランには日本との関係強化の意向があること、そして両国間の関係への安倍首相の関心を高く評価することを強調し、安倍首相の健康と成功を祈りました。



次の総理は菅さんで決まりですね。岸田さんでは頼りないし、石破さんは何か違うでしょ。
中国、韓国、北朝鮮が喜ぶような総理はいらないんですよ。

パフォーマンスとかそんなのもいらない。
菅さんのように、確実に着実に淡々と粛々と。
マスコミはつまらんだろうから色々書きたてるけど、無視ですそんなもの。
確実に国益優先で国民目線で。菅さん、安倍総理の意思を継いで下さい。


このエントリーをはてなブックマークに追加