
イージスアショアによって中国・北朝鮮のミサイル防衛は完成されると思ったが、防衛省の見通しの甘さによって断念したことは本当に痛かった。
というかそれ自体も中国などの工作があったのではないかと思えるほどの、断念の早さであった。
なにはともあれ、中国と朝鮮のミサイルの脅威は引き継がれたままで、むしろ米中関係の悪化を受けてその深刻さは増している。日本は島国でありどう考えても防衛するにあたってはミサイル攻撃をどう防ぐか、または迎撃するか、が焦点である。
代替案の第一候補は洋上案
防衛省と自民党の国防部会の合同会議で洋上案を軸に検討していくことが示された。
議論の結果、3つの案に絞った模様で、
〈1〉民間の商船
〈2〉自衛隊の護衛艦
〈3〉海上に構築した石油採掘装置のような施設
の3案がイージスアショアの代替であることがわかった。
自衛隊の護衛艦にイージスアショアのような機能を搭載し、ミサイル迎撃専用の護衛艦を建造する、となれば膨大な建造費と、人員が求められる。
また民間船となると、結局それを警護する護衛艦が必要になってくる。
一方の洋上案は、通信の問題は皆無。人員を1か所に集中できるメリットがあるとされる。一方で、天候などの影響を受け、イージスアショアの特徴だった「24時間365日」の常時迎撃が困難などのデメリットもあるという。(読売)

(洋上イージスはこのようなものになるのか?だとすればこの建物自体の警護も大変である)
とはいえ日本を守るために必要な経費はかけるべきで、そのために我々も税金を払っている。
国民の生命、財産を守って欲しい。だとすれば正しい国防戦略なら国民は支持すべきである。
敵は誰なのか。日本を攻撃してきそうな相手はどこなのか、である。
しか朝日は、「同省の来年度予算の概算要求が5兆4800億円台で過去最大となることも判明。最終的な総額はさらに膨らむ公算が大きい」として、国防の心配よりも予算の心配。
一体誰の味方をしているのかわからないが、なぜこのような施設がいるのか、いるようになったのか、どこの誰が脅威なのか、そっち界隈の連中は勉強会でも開くべきだ。まあ工作員か工作員予備軍は別だが。
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