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今日の話題はもう米大統領選に尽きると思うが、あえて違う話題を。どうせ大メディアが大々的に米大統領選の分析をするだろうから、この小さいブログで扱う意味もないと思う。
そんなことよりも(もちろん米大統領が誰になるかで日本も影響を受けるが)、日本の安全保障に興味が尽きない。というのもやはり最近の中国の動きはさすがに度を越している。

尖閣諸島への連続的な領海侵犯と接続水域への挑発。揺さぶりとかそんな意味不明の理由なんてどうでもよく、この事態を早く収束させるべきだと思う。中国が一方的に実効支配を宣言したり既成事実化したりしたら手遅れにならないか?日本政府は数年来、尖閣問題など存在しないと突っ張ってきたが、それが間違いだったと今になってよくわかったのではないか?

日本は他国との連携で中国包囲網を築きつつある。各国合同演習に自衛隊が積極参加し、インドネシアには護衛艦3隻を売却することも政府の方針で決められた。インドとの軍事的連携に、オーストラリアとは武器等防護を結んだ。確実に中国包囲網が固まってきており、これは安倍前総理の重要な功績であり、これを淡々と継承していく菅総理の手腕だろう。このままアジア版NATOを作ってほしい。名前は「アジア太平洋条約機構」かな。法的枠組みで、加盟する国々はすべて同盟国となればよい。対中国・北朝鮮のみに絞った軍事同盟だ。日本はその役割を先頭に立ってやってほしいし、初代事務総長は安倍さんでどうですか?

各国との連携は歓迎すべきだが、そのまえに尖閣防衛を徹底してほしい。もはや水産庁や海上保安庁では対処しきれない状況だ。日本漁船は打撃をうけており、すでに国益を損なっている。尖閣周囲だけでなく日本海方面の大和堆という好漁場も中国に侵されているのだ。こんな状況をいつまで放置しておくのか。海上自衛隊の監視に切り替えて、中国が攻撃してきたら淡々と粛々と反撃すればいい。話し合いで解決することは絶対にないのだから、そろそろ菅さん、行動に出るべきですよ。支持率めちゃめちゃ上がると思いますよ。


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