
米国も全面的に日本と協力すべきだとやはり思っているらしい。米国政府へかなりの影響力があるCSISが日本も「ファイブ・アイズ」への正式参加を模索すべきだ、という見解を示しました。

「ファイブ・アイズ」とは米国、英国、カナダ、豪州、ニュージーランドの英語圏が機密情報を共有する枠組みです。
「エシュロン」という傍受システムで、膨大な情報収集を行っていることは有名ですね。
米国にとってはトランプ大統領によってこれまでの外交努力が台無しにされましたが、バイデン大統領就任に合わせて色々と立て直そうとしているのがよくわかります。
この提言の中で在日米軍の駐留負担費ついて、「日米両国は速やかに交渉を完了させるべきだ」として、それには「米国は要求をいったんリセットすべき」だと踏み込みました。
以下に内容をまとめました。
・在日米軍おもいやり負担交渉については米国は要求をリセットして両国は速やかに合意してこの問題を終わらせるべき
・台湾情勢について日米両国で緊密に連携すべき
・台湾に関連して対中国で同盟国として連携
・中国の次に懸念すべきは北朝鮮。早期の非核化は不可能であり、抑止力向上により圧力をかけるのがベター
・北朝鮮に関連して日米韓で連携すべき
まあ以上とは別で考えて不安定なアジア情勢を考えたとき、強力な同盟国である日本に頼るのとは当然かと思います。
アジアで信用できるのは日本だけですからね。

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