▼＜武漢熱＞北海道・岡山・広島に緊急事態宣言発令



▼＜国際＞米外交官ら１３０人が謎の脳損傷？マイクロ波攻撃か
https://www.sankei.com/world/news/210514/wor2105140011-n1.html

▼＜国際＞米欧など国連代表部１８か国、ウイグルジェノサイドを非難
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN12FD80S1A510C2000000/

▼＜中国＞日本の防衛白書素案に中国が反発「内政干渉、理不尽」
https://www.sankei.com/world/news/210514/wor2105140023-n1.html

▼＜中国＞「スパイ機関」孔子学院に情報公開促す、萩生田文科相
https://www.sankei.com/politics/news/210513/plt2105130007-n1.html

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★イスラエルがガザ侵攻視野に地上部隊増強、米国の動向次第では中国の勢いを増す結果に？
https://www.sankei.com/world/news/210515/wor2105150008-n1.html

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（アイアンドームから発射される迎撃ミサイル・右側、AFP）

ガザでのデモ鎮圧から本格戦争に突入する危機である。イスラエル軍は地上部隊を増強。
ハマスの情報本部やそれに関わる拠点への空爆を繰り返し、死者は１００人を超えている。

ミャンマーなどが内戦の危機だと最近は言われているが、歴史的に永遠に敵対するであろう、ユダヤ人とアラブ系住民との戦争は今、この現代でも憎悪むき出しで、まさに一触即発、すぐに戦争に突入するような案件であることが改めて浮き彫りになった。

世界で一番危険ですぐに戦争が起こってしまう地域、そう言ってもいいだろう。
次に台湾、朝鮮半島、イラク、イランあたりか。

今回のイスラエルの強硬姿勢は米国への不信感が原因でもある。バイデン新政権はいまだにイスラエル駐米大使を任命していない。元来、イスラエル大使は最も重要な同盟国日本と同じく、イスラエルとの関係は国際戦略上最も重要であることから、要人を起用してきた。

トランプ政権時代にはユダヤ人弁護士フリードマン氏を起用し、親イスラエルを鮮明にした。結果的にエルサレムをイスラエルの首都と位置づけ、米大使館を移転、ゴラン高原を主権をイスラエルのものだと主張したり、イスラエルとの関係構築に励んだ。

しかしバイデン政権はイスラエルを重視していない。民主党議員出身大統領はオバマ氏もそうだがイスラエルとの関係を重視しないようである。

米国がこのままパレスチナ問題に及び腰で、例えばこれがイスラエル、パレスチナどちらの肩を持つにせよ...中国は「戦闘で死ぬ住民を無視しており、人権問題を無視している！ならばウイグルについての内政干渉もするな！」と言うつもりである。

これは重要な外交カードであり、直接対談や国連の場で中国はロシアと足並みを揃えて米国批判を繰り返すだろう。そして話し合いでは懸念事項の解決は期待できなくなる。それほど今回の問題にかかわる米国の出方は重要なものになる。

イスラエル軍の作戦次第では大規模な戦闘になり、死者が今後も多く出るだろう。
しかし米国がどう出るかによって情勢は変わるだろう。注視すべき案件である。

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