~今週の動き~

▼<武漢熱>大阪、緊急事態延長を来週にも判断
https://www.sankei.com/life/news/210520/lif2105200025-n1.html

▼<パレスチナ>イスラエル、ハマス停戦合意、発効
https://www.sankei.com/world/news/210521/wor2105210001-n1.html

▼<国内>入管法改正案、野党の反対で廃案
https://jp.reuters.com/article/law-immigration-idJPKCN2CZ0FS

▼<国際>バイデン大統領は仲介する気はあるのか?内外から批判殺到

▼<安全保障>米海軍の最新鋭偵察無人機「トライトン」日本に初配備
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e3eb742322ca6a9dee7bd99efdd187db657fd0d

▼<パレスチナ>イスラエル攻撃継続宣言、ネタニヤフ首相「再攻撃できないように破壊する」
https://www.sankei.com/smp/world/news/210516/wor2105160006-s1.html



★ガザ停戦、大規模戦争は回避?ウイグルから目を逸らそうとする中国は必至の国連外交

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イスラエル政府は現地時間20日に停戦を発表した。エジプトの仲介で双方は無条件に戦闘を停止する見込みで、監視団による停戦監視も行われる。

死者は240人を超え、衝突はパレスチナに大きな傷跡を残したが、このまま大規模戦闘に至らずに済んだことは良かったと言える。ミサイル、ロケットの撃ち合いをしていても何も解決しない、ただの殺し合いなのである。

双方にパイプ持つエジプトの諜報員は良い仕事をした。水面下でこうした交渉をする大変さは一般には知られないが、まさに命懸けの交渉なのである。このまま停戦が実現し、外交による解決が見込まれるならエジプトは中東で大きな存在感を示すだろう。

一方、国連は役立たずだ。何の役にも立たない。もはやその存在意義すら疑問である。
もう国連は中国の独断場である。金で買える国際権限などいらぬ。解体したほうが良い。

中国は今回のガザ危機で、米国の消極的な姿勢を利用した。イスラエルとの同盟関係を考慮して米国代表団は大きな決断に至らなかったことを、中国の王毅外相は「妨害」と表現した。

それは中国がウイグル族を弾圧していることから、目を逸らすために国連で必死に米国批判と、見せかけの平和的外交を行っていると、ロイターが解説しているが、まさにその通りである。
https://jp.reuters.com/article/israel-palestinians-china-usa-idJPKCN2D10B0

こうした一連の流れも外交パワーゲームの一環として蓄積される。バイデン大統領で外交力突破力がなくなった米国と様々な巧妙な手口を使い世界を牛耳ろうとする中国。

そして何もしない日本政府。今回のガザ危機に関しても一切介入しようとする動きはない。
情けない。残念でならない。国際プレーヤーとしての責任を放棄していると言われても致し方ない。
菅政権・自民党は武漢熱の対応うんぬんもそうだが、外交での失点が多い。というか動きが鈍い。
国家観がなさすぎる。日本はどうなるのか。本気で憂う。

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