露仏首脳会談

トップ同士での会談レベルで戦争回避、もしくはその逆で「戦争準備」の段階に入っている。2月7日、モスクワで、マクロン仏大統領が積極的に動いている様子。プーチン氏に対して緊張緩和策なるものを用意。
・新しいNATOの防衛構想を明らかにしたようだが、記者に詳細は明かさず
・仏フィガロ紙によればウクライナをNATOに加盟させず、かつて冷戦時代に旧ソ連圏と共存したフィンランドのような構想を打ち出した？
・ウクライナからすれば迷惑な話かも？
プーチン氏は恐らく前向きに考えているだろう。「共同措置の基礎になりつつある」と指摘。
8日にマクロン氏はウクライナを訪問し、キエフでゼレンスキー大統領と会談する。
ここはかなり注目で、プーチン氏と会った直後なので、まさに仲介役をこなしている。

米独首脳会談

バイデン大統領と独シュルツ首相はホワイトハウスで会談。
・ウクライナ侵攻の場合、「ノルドストリーム２」（露と独を結ぶ天然ガスパイプライン）の計画停止措置を取る
・米独は同時に制裁発動の準備
・バイデン氏は改めて厳しい経済制裁が待ち受けると強調

米サリバン大統領補佐官の警告

サリバン補佐官はFOXニュースのインタビューで
・ロシアはいつウクライナを侵攻してもおかしくない
・一両日中、もしくは数週間後になるかもしれない
・侵攻に必要な軍事力７割をロシア軍はすでに配備
・ウクライナ侵攻の被害試算として、民間人５万人の死者が予想され、数日中に首都キエフは陥落する
・数百万人が避難するので欧州全域で難民危機が起こりえる

ウクライナは強気だが客観的に見れば明らかに劣勢である。この時代に本格的な戦争になればとんでもない被害が予想されるのは想像がつく。ロシア軍はすでのウクライナ国境に１０万人を配備。これに東欧に派遣している米軍（NATO軍）と戦闘になれば...。世界は終わりである。核兵器のボタンにプーチンの指が伸びるのではないか。

で、日本はなにしてる？