マクロンの言葉を信じて良いのか?


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昨日のブログで書いたように局面は大きく動き始めた。各国のトップ同士の会談が相次ぎ、情勢が変わる潮目に突入している。


昨日プーチンと会談した仏マクロンプーチンと敵対するウクライナに入り、ゼレンスキーと会談。プーチンと話を付けてきたぞ!と言わんばかりの明るい表情だった。


真実はわからないが、マクロンと仏当局によれば、


・まもなく始まるロシアとベラルーシの軍事演習が終わればロシア軍はベラルーシに留まらず、撤退する
・プーチンはミンスク合意を履行する
・ウクライナに侵攻する計画はない





「ホンマかいな・・・」ゼレンスキーはそう思っているだろう。ゼレンスキーは「口約束は信じない」と半信半疑。さらに失望したのはロシア政府がこのマクロンの発言を否定したこと。どこからどこまでが本当で誰が嘘を付いているのか現時点ではわからない。


プーチンは落とし所を探っている?という見方もある。しかし大軍を国境近くに配備し、世界最強の脅しを行っているプーチンがこのまま引き下がるか?
ウクライナがもしもNATOに加盟するとなれば間違いなくその瞬間に侵攻が始まり、首都キエフはロシア軍に占拠される。それは目に見えている。

だからこそマクロンが提唱した「フィンランド・モデル」(NATOには加盟せず旧ソ連各国とうまく付き合う)が嘘偽りなく、実現すれば戦争は回避されるだろう。


今日までで明らかになった事実は、


・ウクライナはNATOに入らない
・米軍が東欧から撤退する
・ロシアがミンスク合意を守る


以上の点が整えば戦争は回避されるでしょう。


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