
ロシアの戦略変更と懸念される大量破壊兵器の使用
ロシアはウクライナ戦争において、東部戦線に集中することを決断したようだ。当初予想していた戦略通りに進めることができず、ウクライナ軍や市民の抵抗が予想以上で、作戦が行き詰っていることから、ウクライナ全土への攻撃を中止し、親露派支配地域である東部(クリミア、ルガンスク、ドネツク)の正式な占領・併合を目指す見込み。
ただこれで戦闘が終わるわけでなく、停戦交渉を有利に進めるために攻撃は継続する見込み。東部の併合実現の為に戦力を東部に集中させることで、力による実効支配を進める。そして他の地域では大規模な空爆を実行し、最悪の場合、化学兵器や小型の核兵器を使用する可能性もある。その場合、米国は「核使用厳格化を見直し、ロシア抑止を優先」とバイデンは明言しているし、プーチンが核戦争や第三次世界大戦を選択するとは思えないが、”グレーゾーン”で今後も戦争犯罪を繰り替えすと思われる。
ウクライナ戦争が勃発してから国際情勢は一変した。プーチンに言わせればNATOの東方拡大が原因らしい。ウクライナが早々にNATOに加盟していればプーチンは侵攻しなかっただろうし、加盟を渋ったその点でもNATOと西側諸国の失政であるし、責任が生じる。
静観し、観察する中国
中国は米国の出方と戦争の行方を注視し、今後の出方を伺っているだろう。ロシアに対して公に協力を表明はしないまでも、秘密裡で経済支援を行ったり、外交交渉でロシアに味方するだろう。戦争が終われば、再び世界の目は中国に戻ることはわかっているので、その時「対米戦争」への道を歩み始めるのか注目される。
構ってほしい北朝鮮の挑発
北朝鮮は新型ICBM発射という、新たな段階の挑発に踏み切った。これまでになく過激になりつつある。米本土まで到達し、精度も向上しており、核が完成し弾道ミサイルに配備されたら日本を善戦とした東アジア戦争が起こるだろう。
「平和ボケ」と「他人事ではない」の矛盾
日本は「中国・ロシア・北朝鮮」という敵国と3方面作戦を強いられる。現状、現実に自衛隊は日々実行している。そのことをまだ多くの日本人は知らず、依然「平和ボケ」のままだ。ウクライナ戦争が「他人事ではない」とテレビで言っているし、国民が個々それぞれで思っているだろうが、真の意味では理解できていない。
「他人事ではない」多くの日本人のその真理は「戦争はダメ」「核兵器はダメ」というレベルだ。あくまで一般大衆レベルでの話だが。それでは意味がないし、戦争から何も学んでいないという証拠である。
考えるべきは、
「日本がウクライナのように侵略されないようにするにはどうすれば良いか?」
「中国が台湾進攻を引き金に、尖閣を侵略、沖縄を攻撃。ロシアが北方領土を武力で制圧、北海道に攻撃。北朝鮮が日本本土へ核搭載弾道ミサイル発射。これらをさせないために何をすべきか?」
「米軍が先頭になって本当に日本の為に戦ってくれるのか?」
「ここまで想定されているのに、いざ有事になった場合日本国民はパニックにならないか?その覚悟はできているのか?」
ウクライナ戦争が「他人事ではない」というのはこういうことである。ここまで考えることは当たり前であるし、ドイツや米国など国際社会では当たり前にその議論をしている。ウクライナ戦争は歴史の転換点であることは間違いない。その時代にリアルタイムに生きる我々は、正しい選択をすべきである。
文・構成:てる
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🇺🇦てる🇯🇵国際保守愛国党@mitsuteru1127
ウクライナは核を持っていない。NATOによる集団的自衛権もない。つまり「核抑止」が働いていないのです。核を持っていないがために、核攻撃を受ける可能性が高まっている事実。
2022/03/24 13:37:25

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